意識するだけでも違う。風邪に負けない体はこう作る!〜前編〜

07 November 2018

意識するだけでも違う。風邪に負けない体はこう作る!〜前編〜

寒さと乾燥が厳しいこの季節。それでも変わらず元気でいるためにできることって? 健康づくりの役立つ風邪予防の術を、UK版ウィメンズヘルスが医師にインタビュー!


鼻腔を潤わせて、ばい菌を排出! 加湿器の手を借りる

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湿度が低いと乾燥しやすくなる鼻腔。鼻の中が乾いてしまうと、ばい菌をキャッチして排出する機能が弱まるため、風邪を引きやすくなるそう。乾燥していると感じたら、加湿器を利用して空気を潤して。

「加湿器は鼻の粘膜に湿り気を与え、鼻の中に侵入した菌をとらえて追い出すことができます」。そう教えてくれたのはクリーブランド・クリニックに勤める家庭医療医のアンバー・タリー。

加湿器は暖かくて湿った環境に置いておくとカビてしまう恐れがあるので、こまめにきれいにするのが大事。特にカビアレルギーだと風邪に似た症状を招くので、注意を払おう。


免疫システムの強化にも。ビタミンDを摂取する

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研究によると、ビタミンD不足の人は鼻づまりや喉のイガイガ、咳などを含む上気道感染症を引き起こしやすいそう。

体内に侵入した菌やウイルスを撃退する免疫システムを強化するためには、細胞にビタミンDを届けるのがおすすめだそう。「1日あたり400IUのビタミンDを摂取することで、上気道感染症が防げるという研究結果も出ています」と言うのはノースウェスタン・メディスン・レイクフォレスト病院の医師、アディバ・カーン。

現在国立衛生研究所は、1日あたり600IUのビタミンDの補給を推奨している。食事から十分に摂取するのは難しいとされているので、ビタミンDが足りているかどうかはドクターに相談してみるのがおすすめ。その上で、自分に合ったサプリメントや摂取の仕方を考えよう。ちなみにビタミンDを多く含む食材はサーモンや牛肉、卵などの動物性食品、調整牛乳やチーズなどの乳製品。その他にもオレンジジュースやきのこなど。できるところから積極的に食事に摂り入れて。


菌がすぐ付く手で顔をペタペタ触るのはNG! 手洗いで常に清潔にすることも重要

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2008年に行われた研究結果によると、私たちが無意識のうちに手で顔を触っている回数は、1時間でなんと平均16回……! 疾病管理予防センターによると、周りから菌をもらった場合やウイルスが付着したものの表面を触った場合、手をきれいに洗っておかないとウイルスはいとも簡単に体内に侵入してしまうそう。

「皮膚と皮膚が触れるだけでウイルスは移ります。握手するだけでもです」とデボラ医師。

風邪予防のためには、「手で顔に触れない」というルールを作ってしまうのがスマート。「鼻や口の粘膜にウイルスを運ぶ心配もしなくても済むでしょう」とアンバー医師。

頻繁に手を洗うことも意識して。せっけんを使って、少なくとも20秒両手をこすり合わせること。このとき指と指の間や爪の中の汚れもしっかり取って。洗えていないと感じたら除菌用ローションなどで清潔に保つのも効果的。


なんと便器の10倍もの菌が……。こまめな消毒で「スマホに付いた菌」をオフ

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今日1日スマートフォンが置かれた「場所」を思い返してみて。キッチンやトイレ、レストランのテーブル……さまざまな場所に放置されていたはず。2012年に行われたアリゾナ大学での研究によると、日中あらゆるところに置かれているからか、スマホには便器に比べて10倍以上の菌が付着していることが判明している。

アップル社が電子機器の消毒に推奨しているのは、消毒液や漂白剤の殺菌シート。汚れをしっかり拭き取ったあとは、柔らかい布で水分をオフ。漂白剤はウイルスを除去するのに役立つけれど、スマホの損傷につながる物質を含んでいる場合もあるので、成分をチェックしよう。


疲労やストレスは風邪のもと。ストレスホルモンをケアする習慣づくりを

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「体が疲れ切っていたり、ストレスを抱えていたりすると病原菌と戦う力が弱まってしまいます」とアンバー医師。

疲れやストレスを抱えているときに放出されるストレスホルモンのコルチゾールは、風邪を寄せ付けない体本来の働きを妨げてしまうのだとか。だからヨガや瞑想を日課にしたり、毎日の散歩で自然と触れ合う時間を作ったり、仕事終わりの時間を有効活用して家族とディナー作りを楽しんだり……と、気分が晴れることを率先して行うのがおすすめの対策!

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※この記事は、当初にてPreventionにて掲載されました。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Emily Shiffer Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images

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