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先日、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)とタッグを組みファッションブランド「フェンティ(Fenty)」をローンチしたリアーナ。待望のキャンペーンビジュアルを初公開し、話題を呼んでいる。

一気に40色ものファンデーションを打ち出したコスメブランド「フェンティ ビューティ(Fenty Beauty)」や、幅広いサイズ展開が話題のランジェリーライン「サヴェージ × フェンティ(Savage X Fenty)」などを手がけるリアーナは、ファッションブランドでも多様性を追求。広告塔にはなんと、68歳のモデルであるジョアニ・ジョンソン(JoAni Johnson)を起用した。

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ジョアニがモデルとして活動し始めたのは、実は最近のこと。かつてはファッション業界で働いていたが、退職後はのんびりした生活を送っていた。ところが2016年、米『アルーア』誌の「美しく歳を重ねる」をテーマにしたビデオへの出演をきっかけに一躍脚光を浴び、注目株に。気付けば、アメリカのファッションブランド「トム(Tome)」のランウェイを歩き、「パイアー・モス(Pyer Moss)」のキャンペーンのモデルにも抜擢されていた。

リアーナのスタイリストで、「フェンティ」のスタイルディレクターを務めるジャリール・ウィーバーは、米『Tマガジン』に対し、「ラグジュアリー業界では、それぞれのブランドが打ち出す女性像が決まっています。サンローランのミューズ、フィービー・ファイロ時代のセリーヌが描く女性像など、なんとなく想像がつきますよね」とコメント。

さらに「それはそれでいいと思います。しかし、それが現代を生きる女性たちにとっていいことなのかはわかりません。女性の美は画一的なものではないですからね。リアーナは、それを自ら証明しています」と語っている。

ジョアニは以前、米メディア『リファイナリー29』のインタビューで「私にはタイムレスな魅力があると思います」と話していたため、今後も活躍の場が広がりそう。目を離さないで!

Photos: Getty Images Courtesy of Fenty Translation: Reiko Kuwabara From TOWN&COUNTRY

From: ELLE JP