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臨床脂質学の専門誌に掲載された研究によって、オメガ3脂肪酸の血中濃度が高い人は、早死にするリスクが低いことが分かったそう。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

研究チームが2,500人の高齢者を対象に赤血球中のオメガ3濃度を測定したところ、濃度が最も高い人々は、7年以内に死亡する確率が34パーセント低いことが判明したそう。心臓発作や脳卒中を経験する可能性も39パーセント低い結果となった。

オメガ3の摂取と心臓の健康のつながりを強調する研究結果が、また一つ増えたことになる。

オメガ3 (オメガ3多価不飽和脂肪酸の略称) は、数々の身体機能で重要な役割を果たし、食事から摂取されなければならない栄養素。この良質な脂肪酸の最上の供給源は脂ののった魚。サーモン、ニシン、缶入りのイワシ、ゴマサバ、種類によってはツナ缶もおすすめ。

オーストラリア心臓財団は、毎週2~3食分の魚 (皮付き) と1グラムの植物性オメガ3を摂取するよう勧めている。植物性オメガ3には、クルミ、フラックスシード、チアシード、葉物野菜、パンプキンシード、大豆などが含まれる。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Georgia Thomas Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。