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定番のココナッツウォーターやレモンウォーターに加えて、最近ではサボテンウォーターも出てきた。そして、ヘルシースナックメーカー「KIND」のトレンドレポートが次に流行ると予測するのは、メープルウォーター。そんなメープルウォーターについてアメリカ版ウィメンズヘルスがご紹介。

メープルウォーターとは?

メープルウォーターは、その名の通り、カエデの樹木から採れる水。『The No-Brainer Nutrition Guide For Runners』の著者で公認管理栄養士のナタリー・リッツォによれば、「メープルシロップを作るため、農家の人々はカエデをトントンとたたいて樹液を採るけれど、その98%が実は水」

メープルウォーターが注目される理由は、糖の含有量がココナッツウォーターの半分以下だから。「Drink Simple」を始めとする飲料メーカーは、メープルウォーターにラズベリーレモンやスイカチェリーといったフレーバーをつけている。

メープルウォーターのメリットは?

メープルウォーターは思いのほか低カロリー。公認管理栄養士のマギー・ミハルチェックによると、「350mlのボトルには、約30kcalのカロリーと7gの糖が含まれている」。また、「メープルウォーターには、カルシウムを体に吸収されやすくして、血糖値を調節するのに役立つマンガンも入っている」

炭酸飲料やジュース好きの人には特におすすめ。「メープルウォーターならそれほど甘くないので、糖類がかなりカットできるけれど、やはり一番おすすめなのはシンプルな水」

メープルウォーターは試すべき?

メープルウォーターに興味があるなら、試してみて。でも、健康面ではあまりメリットがない。

リッツォいわく、メープルウォーターには「体調に変化をもたらすほど大量のマンガンは入っていない」ので、「マンガンが豊富な葉物野菜を食べた方がいい」そう。

これにはミハルチェックも同感の様子で、「私なら、普通の水をメープルウォーターで置き替えたりはしない」と話す。「でも、ちょっと試してみたいなら、ワークアウトの前後に飲んで。電解質がいくらか補給できるから」

 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Isadora Baum Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。