ヘルシー食事の典型ともいえるサラダだが、新たな研究によって、その真の価値が明らかになったみたい。その内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。
米国シカゴのラッシュ大学医療センターの研究チームは、少なくとも1日1食分のケール、ホウレン草、レタスといった緑の葉物野菜を食べると、記憶力と認知技能の低下速度が遅くなることを発見した。
この文献をまとめたマーサ・クレア・モリスによると、これは上記のようなサラダを定期的に食べない人に比べてメンタル的に11歳若くいられることを意味するそう。
神経学の専門誌に掲載されたこの研究では、平均年齢81歳の960名が5年間にわたって特定のものを食べた頻度を記録し、年に一度の記憶力テストに参加。
時間とともに被験者全員のスコアが徐々に低下したけれど、そのペースが最も遅かったのは緑野菜の摂取量が多い人たちだった。
研究チームは、「毎日の食事に緑の葉物野菜を1食分加えることが、脳の健康を促す最も簡単な方法かもしれない」 だとか。
これは、たっぷり食べるしかない!
この記事は当初、Marie Claireに掲載されました。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。