すべての炭水化物が敵じゃないという証拠。
そう遠くない昔、炭水化物は食生活の基盤と言われていた。それがいつの間にか炭水化物は禁句に。でも実際にはそれほど悪魔でもないみたい。
避けるべきタイプは、製造過程で栄養素が剥ぎ取られた加工炭水化物か、そもそも栄養なんて初めから入っていない単炭水化物。健康的な炭水化物はエネルギーを安定供給し、血糖値を落ち着かせ、気分を高めてくれるもの。
全粒パン1枚と言われるとなんだか特に炭水化物たっぷりに聞こえるけど、含まれる炭水化物量は13.6g。でもこれからご紹介する5つのヘルシーフードに含まれる炭水化物の量は実はそれ以上。何が何でも炭水化物を避ける必要はない、という証拠。
Text: Esther Crain Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images
1カップで35gの炭水化物を摂取できるのはこのお豆ちゃんたち。そのうち糖質はたった6g。カロリーも低く(1カップでたった120kcal)、11gのタンパク質と10gの食物繊維を供給してくれる。
牛乳ならどんな種類でも大した炭水化物にはならないでしょう、と思っていたあなた。豆乳は大豆から作られており、豆類には複合炭水化物が多く含まれるということを覚えておいて。コップ1杯の豆乳に含まれるのは、15gの炭水化物、8gのタンパク質、4gの脂質、そしてたった131kcalのカロリー。
驚くべきことに、大きなリンゴ1つで27gもの炭水化物が摂取できる。さらに満腹感をくれる約5gの食物繊維、1.5gの脂質、114kcalのカロリーも一緒に摂ることができる。
甘くて噛み応えのあるレーズン。たった4分の1カップで摂れる炭水化物量は33g。パン1枚で摂れる2倍の量の炭水化物が含まれている。でもだからってレーズンを避ける理由はない。4分の1カップでカロリー123kcal、食物繊維1.5g、そしてカリウム309mgが摂れると言われれば、やはり堅実なチョイスかも。
ジャガイモはでんぷん質の炭水化物として知られているけど、ミディアムサイズでオレンジ色のこの根菜には炭水化物24g、カロリー105kcal、そしてまずまずの量のビタミンAやカリウムが含まれている。自然の甘みがおやつに最適。丸ごと焼くか、短冊状に切ってベイクドスイートポテトにして。
http://www.womenshealthmag.com/food/high-carb-foods
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