チョコレートには、血圧を下げる作用があり、静脈や動脈の柔軟性を高めてくれるので、脳卒中や心臓発作の発症リスクを減少させることが証明されているそう。これは全て、チョコレートに含まれる成分、フラボノイドのおかげであり、抗酸化作用が高いので、フリーラジカルを除去する働きもしてくれる。
せきを鎮める
チョコレートには、コデイン(鎮咳剤)と同程度のせき止め効果があるとか。これは、気分を高揚させてくれる化学成分、テオブロミンのおかげであり、脳のせき中枢に信号を伝える迷走神経の働きを抑制してくれるそう。ロンドンの国立心肺研究所で、呼吸器薬理学の教授を務めるマリア・ベルヴィジは、「この”鎮咳剤”に副作用は何もありません」と話している。
ハッピーになれる
妊娠中に毎日チョコレートを食べていた女性は、食べるのを控えていた女性よりも、うまくストレスを対処できていると報告した人が多かったよう。フィンランドの研究によれば、チョコレートを食べていた母親のもとに生まれた赤ちゃんは、よく笑い、ハッピーな性格であることが判明したそう。
糖尿病を予防する
小規模で行われたイタリアの調査では、被験者に15日間、1日1回ダークチョコレートを食べてもらった結果、インスリン抵抗性が半減したとのこと。「フラボノイドは、一酸化窒素の産生を増加させます」と話すのは、イタリアのラクイラ大学の教授、クラウディオ・フェリ。「インスリン感受性の調節にも役に立ちます」
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。