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多忙なときは (毎日?)12~16時といった社会的に容認された時間にランチを食べるのさえ難しい。でも科学者たちは、ランダムな食事時間は長期的に見て体をめちゃくちゃにしかねないという。その内容をオーストラリア版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

キングス・カレッジ・ロンドンの研究チームは、食事パターンが体の健康に及ぼす影響を調査した数々の研究を再度分析した。その結果、食べるべき時間に食べるかで否かで、高血圧、Ⅱ型糖尿病、肥満に関連するメタボリックシンドロームを発症する確率が変わってくることを突き止めたのだ。基本的に、良い知らせとは言えない。

時間があるときに食事を詰め込んでばかりいると、24時間周期で働く体内時計が衝撃を受ける。食欲、消化、脂肪分解など、体の代謝プロセスの多くはこの周期に従って行われ、摂食はこの体内時計に影響を与える。だから、今日はお昼を12時に食べたけれど、明日は14時半まで食べられないというような乱れたパターンを続けていると、体の正常な機能を損ないかねない。

時々そうなる分にはいい。でも、被験者の食生活を2週間にわたって追跡した研究では、毎日同じ時間に食事をしていた集団よりも、不定期な食事をしていた集団のインスリンとコレステロール値が高いことが判明。この傾向は、体が引き締まった人にも太りすぎの人にも同様に見られたそう。また、不定期な食事と肥満の関連性を示す研究もある。

さらに、食事の時間に幅を持たせると栄養が偏る傾向にあることも指摘されている。これもまた不健康なこと。

ランダムな食事時間が体調を悪くすると科学者が断言するにはさらなる研究が必要だけれど、そこには確かな繋がりがある。

ここは大人しく自分に合った食事時間を見つけ、出来るだけその時間に食べる努力をするのが賢明かも。その方が健康的で、お腹も鳴らずに済むから。

https://www.womenshealth.com.au/exactly-how-to-time-your-eating-so-you-stay-healthy-and-trim

Text: Korin Miller Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images