抹茶は明らかに現在のウェルネス業界を賑わすトレンドの一つ。
抗酸化物質がたっぷりで、ムードの改善や集中力の維持に役立ち、がんや心臓疾患を防ぐことが実証されている上に、強力なアンチエイジング作用とダイエット効果まで発揮する。
でも、抹茶ファンを自負しているなら、もっと気合いを入れなきゃ。インディゴカラーの抹茶のいとこがフード業界を揺さぶろうとしているから。
(インスタコメント)マーメイドラテの気分。ココナツに入れて、アイランドっぽく。
緑茶の葉から作られる従来の抹茶とは異なり、ブルー抹茶はチョウマメ (バタフライピーやクリトリアとも呼ばれる) のドライフラワーを原料としている。
『Low Fad Diet』の著者で栄養士のジョー・トラバースがMetro UK誌に語ったところによると、「実のところ、ブルー抹茶は抹茶とは全然違うもの (パウダー状であることと紛らわしい名前以外は!)」
カフェインも非常に少なく、抗酸化物質の種類もまったく違う。でも、ブルー抹茶にはブルー抹茶のメリットがある。
(インスタコメント)冷凍のブラックベリー、ドラゴンフルーツ、ザクロ、スグリの実をトッピングしたブルー抹茶ジンジャースムージーボウル。
小売業者のBlue Chaiによると、ブルー抹茶は細胞の健康を全体的に改善し、肌にコラーゲンとハリを与え、フリーラジカルから肌を守ってくれる。抹茶と同様に、目の健康を促進し、記憶力を高め、髪を強くし、ストレスを緩和するとも言われている。
しかも、スムージー、デザート、チアシードプリンやチョコレートに加えると、かなりマーメイドっぽい雰囲気に。
(インスタコメント)ブルー抹茶、冷凍バナナ、パイナップル、殻付きヘンプシード、ココナツミルク、スピルリナで作った夢のようなブルースムージー。付け合わせにはカカオニブ。
でも、ブルー抹茶を水のようにゴクゴク飲む前に、現段階ではリサーチに限りがあることを覚えておこう。
「ブルー抹茶にもいくらかの抗酸化物質が含まれていているだろうし、インスタ映えするのも確かだけど、健康上のメリットを求めるなら抹茶にしておくと思う」 とジョーも補足している。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo:instagram of @elsas_wholesomelife, matcha.blue