アイケアを怠ると将来大変なことに。あなたはちゃんと目のケアしている?
目のことをきちんと気にしている人は多くはないけれど、誰もがずっと若くいられるわけではないのでケアは必要。ジョンソン・エンド・ジョンソンの専門家、デビッド・ラストンに、知らず知らずに目をリスクにさらしてしまういくつかの習慣を教えてもらった。今視力が2.0の人も、メガネやコンタクトの人もこんなことには気をつけて。
■葉物野菜が足りていない
緑の葉物野菜は目にはとてもよいそう。一番いいのは、ケール。昔からよく言われるニンジンも確かに目によい。それ以外では、栄養的な観念から良質な油の多い魚もおすすめ。
■日焼け止めを塗らない
日焼け止めを塗らずに外に出るのは肌によくないとみんな知っているけれど、紫外線が白内障の一番の原因ということはあまり知られていない。さらに紫外線は、網膜疾患を引きおこすとされている。
■合っていないサングラスをかける
サングラスをかけるのなら、きちんとUVカット効果のあるものを選んで。ただ、それと共に問題なのは、横があいていると紫外線が目のある一点に集中してしまうこと。ぐるっと横の部分があるサングラスにして。
■タバコを吸う
タバコを吸うことの目にとっての一番のリスクは、視力を失わせる一番の要因である、加齢黄斑変性を引きおこすこと。加齢黄斑変性とは、視力をつかさどる中心の部分がとても弱くなり、目は見えるが本を読んだり、テレビを見たりすることができなくなってしまう病気。
■画面をずっと見ている
確かに画面をずっと見ているのは疲れる。そして、一日中スクリーンを見ている人は疲労を訴えることが多い。定番のアドバイスとしては、定期的にまばたきをするように、ということ。そうでないと目がとても乾燥してしまい、違和感が出てしまう。なるべく10秒に一回はまばたきをするように。また、短い休憩を合間に挟み、画面を見るのをやめて部屋の奥を見るなど、焦点を変えるようにして。
■パソコンの画面の角度が合っていない
パソコンの画面は少し低い位置に置く。つまり、スクリーンの上から奥が見渡せるくらいにして、スクリーンは少し目を落とすくらいの高さに。この方が目にとってやさしく、無理がない。
■化粧を落とさない
目の周りの腺をふさがないように。涙腺がつまっていると、歳をとったときに、乾燥した目になってしまう可能性が高くなる。老人を見ると、まつげが抜けて、まぶたは赤く、白目の部分も濁って赤くになっている人が多い。化粧を落とさずにつけっぱなしにして涙腺をふさいでしまうと、将来そうなってしまうことも。
■ゴーグルやアイマスクをせずそのままスポーツをする
スカッシュのようなスポーツは目が危険にさらされているので、必ず目を守るようにして。スカッシュは目にとって最も危ないスポーツのひとつ。接触しても大丈夫なレンズのついている、きちんとしたアイマスクをしてプレイして。また、水泳をする人も水が入らない、自分に合ったゴーグルをするように。また、コンタクトを使っている人は、感染の恐れがあるので、プールでは使わないように。なるべく水にさらされないようにするか、しないのがベスト。
8 Ways You Don't Realise You're Putting Your Eyes At Risk
Text:Francesca Menato Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images