やはりお茶は、毎日の飲んだ方が良いものと言えそう。新たに発表された研究によると、毎日2杯のお茶を飲むことで、寿命が長くなるとみられることが確認されたという。

つまり、仕事の締め切りに追われて息抜きが必要なときも、食後にブレイクをとりたいときも、お茶には気持ちを落ち着かせる以上の効果がありそうだということ。

医学誌『アナルズ・オブ・インターナル・メディシン』に掲載された研究結果によると、研究チームはイギリスのおよそ50万人を対象に、飲み物に関する習慣を調査。約10年にわたる追跡調査の結果、毎日少なくとも2杯の紅茶を飲んでいた人は、飲まない人と比べて死亡リスクが9~13%低下していたことがわかったという。

とはいえ、紅茶にはこうした素晴らしい効果があるとみられる一方、その理由についてはまだ完全に明らかになってはいない。ただ、紅茶に含まれるポリフェノールが、心臓の健康状態を改善させることに関連しているのではないかと考えられている。

はっきりしていることのひとつは、紅茶に牛乳や砂糖を加えても、寿命を延ばす効果に変わりはないようだということ。

紅茶 寿命を延ばす 効果
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また、調査に参加した人たちの89%は紅茶を飲んでいたが、その寿命を延ばす効果は、緑茶と同程度の可能性があるとみられているそう。緑茶はすでに過去の研究結果で、脳の機能や心血管の健康状態の改善などとの関連性が指摘されている。

これまで、別の研究結果では、お茶を飲むことによって脳の構造が改善され、よりよく考えをまとめることができたり、効率的に考えたりできるようになることが示唆されている。そのほか、血圧の低下など、心臓病のリスク因子の多くを減らすことができるとの結果も示されている。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

From Women’s Health UK

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Lauren Clark

Lauren is a lifestyle journalist with digital and magazine experience. Find her covering all aspects of wellness - from fitness, nutrition and mental health, to beauty and travel. Morning HIIT, a lunchtime oat latte and evenings ensconced in a hyaluronic acid-infused sheet mask are her own personal feel-good pillars.