1. デリケートゾーンの健康を保つ

通気性の悪い下着を履いて一晩寝ると、暖かくて湿気のある環境が、細菌の増殖に最適な温床を作ってしまうため、感染症を引き起こす可能性も少なからずあるという。下着を着用せずに寝ることは、デリケートゾーンの健康を保つことにつながるんだそう。 

2. 睡眠の質が上がる

室内の温度を低くすると、深い眠りを得られることが研究によって明らかに。どんなに寒い日も、フランネルのパジャマを着るのはやめてみて。実は、人間の体温は睡眠中に自然と下がるようになっているため、寒いからといって何枚も重ね着して寝てしまうと、熱がスムーズに放出されにくいとのこと。 

3. 若さを保つことができる

寝ている間に体温が上がりすぎると、肌の修復や再生を促すアンチエイジングのホルモン作用を阻止してしまうそう。なぜなら、体は体温が下がるにつれて、メラトニンやヒト成長ホルモンが分泌される仕組みになっているため。つまり、裸で寝ると、しなやかでうるおいのある、柔らかい肌を保つことができるんだとか! 

4. セックスが充実する

服を着ずに寝るということは、肌が直接触れ合う機会も増えるため、抱擁ホルモンで知られるオキシトシンが分泌されやすい。時間と共にお互いの気分が高まり自然とセックスライフが充実することで、より快感が得られるようになるはず。 

5. 生殖機能を高める

これは男性に関すること。2015年に行われた研究によると、全裸で寝る習慣がある男性は、通気性が悪く締め付けるタイプの下着を着用して寝る習慣がある男性と比較したところ、精子の質が高かったことが判明。これは、服を着ないことで精子を作る睾丸(こうがん)周辺の温度が低く保たれるからなんだそう。 

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lucy Bode Translation: Yukie Kawabata

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。