10月から続々始まるランニングレース。今シーズンは大小関わらず多くの大会が開催される模様。そろそろレースに向けて本気のシューズを探してみようと思っているランナーも多いのでは? そこでおすすめしたいのが、トレーニングもレースも兼用できるアシックスのカーボンプレート内蔵のシューズ「マジックスピード2(MAGIC SPEED 2)」。スピードモデルのラインナップながら、耐久性と安定性も兼ね備えたこのシューズの魅力とは?

「マジックスピード2(MAGIC SPEED 2)」とは?

asics
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アシックスの厚底エリートシューズモデル「メタスピード」シリーズの一つ、「マジックスピード2(MAGIC SPEED 2)」がバージョンアップして今秋発売。このシューズは、「メタスピードスカイ」、「メタスピードエッジ」と同時期に発売され、エリートランナーのスピードトレーニングのトレーニングシューズとして愛用されている。前モデルに比べ、価格が下がったにもかかわらず、機能はアップグレードされているというから驚きだ。どんなレベルのランナーがマッチするのかを考察する。

中級者レベル=サブ4(マラソンゴールタイム4時間程度)ランナーへマッチ

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価格、安定感を高めた機能面などを踏まえると、初めてのカーボンシューズとして検討しているランナーにはぜひ検討してみてほしい一足。体幹・フォアフットなど限られたランニングフォームを持ったランナーにしか履けないと思われがちだったカーボンシューズ。しかし、このシューズは気軽に手に取ってもらうために、安定性を高めながらも推進力を得られるように機能を改良したという。フォアフットランナーが得られやすい推進力や反発力、安定性をヒールフットのランナーでも疾走感を得られるような設計になっている。

4つのアップグレードポイント

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①カーボンプレートは前側部から後側部フルフレングスで搭載(前モデルは前側部まで)。これによって踵接地でも推進力を実感できるように。

また、プレートの構造は推進方向には硬く、横揺れには柔らかく反応するようになっているため着地時の安定感が向上。

②2層式のフォームに変更することで、接地時のプレートの硬さを軽減。蹴り出し時に力が欲しい時に反応するフォームと接地時に柔らかさが欲しい感覚を同時に提供できる。走行時の横ぶれを抑え、着地時の安定感を一層得られるように。

③ミッドソール素材を改良することにより、ミッドソールの厚さは2mm増(踵部31mm)でさらなるクッショニング・軽さを実現。

④アウトソールの耐久性を向上。

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試走会では、ランニング前のストレッチやドリルトレーニングなどを入念に行い、1マイルを疾走感が得られる程度のスピードで走るという内容になった。より速く、より快適なランニングを効率的に得るためには、自分に合ったシューズ選びとトレーニングが必要不可欠。走行距離だけでなく、これまでにあまり重要視されなかった体の柔軟性、フレシキブルに動けるための筋トレなどもランニングフォーム向上の重要なポイントとなっている。これからランニングはレースシーズンに突入する。フルマラソンに向けて自己ベストを出したいと思っているランナーにはぜひおすすめ。履いてみないとわからない、と思っている人は、試し履きができる「ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI(アシックスラン東京丸の内)」へ足を運んでみよう!

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マジックスピード2(MAGIC SPEED 2)」¥16,500
※2022年9月22日発売予定

問い合わせ先:アシックスジャパン お客様相談室 0120-068-806

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Chie Arakawa
ウィメンズヘルス・シニアエディター

タレント・アスリートインタビュー・スポーツファッション・ウェルネス記事などを担当。女性誌FRaUでファッション・スポーツ・ダイエットなどの編集キャリアを積み、その後スポーツライフスタイルマガジンonyourmarkのプロデューサーとして在籍後、2022年までウィメンズヘルス編集部に在籍。