読者代表が話題の気になるアイテムを試してレポートする不定期連載、Fit Girls Labo。今回は、耳をふさがないイヤホン「earsopen」の気になる使い心地を2人のFit Girlsと、earsopenのアンバサダーを務めるランニングアドバイザーの市橋有里さんがリポート。
「earsopen(イヤーズオープン)」ってどんなイヤホン?
「耳をふさがない(=ears open)」という名前の通り、周囲の音を遮らずに音楽もしっかり楽しめるというイヤホンが、BoCo社の「earsopen(イヤーズオープン)」。これまでのイヤホンの仕組みは、空気を震わせてその振動を鼓膜で受け取り、聴覚神経に伝えるというもの。一方この「骨伝導」の仕組みを使った「earsopen」は、耳付近の骨を震わせることで聴覚神経に直接音の振動を伝えるというもの。
骨伝導のイヤホン自体はこれまでにもあったものの、音漏れが大きい、サイズが大きいなどデイリー使いしづらいものだった。それを、ベンチャー企業であるBoCo社がクラウドファンディングで資金を集めて研究開発し、小型化と音漏れの軽減、そして音質の向上に成功したのが、この「earsopen」。クラウドファンディングでは、目標額100万円に対して1億円が集まり、当時の記録を塗り替えたそう(2017年6月1日時点)。
使い方はいたって簡単。耳の穴に引っ掛けるようにしてクリップでとめるだけ。写真上の有線タイプと、写真下の無線タイプがラインナップしている。
実際に音楽を聴きながら走ってみた!
今回は、Fit Girlsを代表して、坂上裕子さんと小町亜梨沙さんがこの新感覚のイヤホンをお試し。「earsopen」のアンバサダーも務めるランニングアドバイザーの市橋有里さんとランニングを楽しんだ。さてその感想は?
「骨伝導タイプのイヤホンは初めてなので、最初は恐る恐るでしたが、想像以上に音がキレイに聞こえてびっくり! 車の音も聴こえるから、普段のランニング時にも危なくないですね」と、小町さん。一方の坂上さんは、「会話しながら音楽も聴けるので、まるで自分の身体の中にBGMが響いているみたい。すごくいいですね!」と大感激。
耳に引っ掛けるタイプでクリップ部分は日常使いに適した小ぶりのタイプと、走ってもずれにくいしっかりタイプの2種類。「イヤホンは買ってみないと自分の耳に合うかわからないけれど、これなら誰にでもフィットしそう」という声も。
ランニング以外のシーンでも重宝しそう!
ランニング時のパートナーとして最適なイヤホンなのはもちろん、外の音が聴こえ、さらに音漏れしにくいという特徴から様々なシーンで使いたいという声も。
大音量にしなければ周囲への音漏れも気にならないので、オフィスで仕事をしながら、友達とウォーキングしながらなど日常生活に音楽を取り入れられる時間がさらに増えそう。
好みに合わせて有線 or 無線を選んで
イヤーズオープンは、有線のタイプと無線タイプ(音楽用・音楽+会話用)の3種類。用途に合わせて好みの方を選んで。ここでは、今回お試しした有線タイプと、音楽用の無線タイプをご紹介。
earsopen 音楽用有線タイプ WR-3 CL-1001 ¥9,800/BoCo社
earsopen 音楽用Bluetoothタイプ BT-3 CL-1001 ¥25,800/BoCo社
※価格はすべて税抜です
お問い合わせ先 キャノンマーケティングジャパン
050-555-90058
https://store.canon.jp/online/c/c1629/
Photo : Tomoko Meguro
『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。