「Sound Mind, Sound Body(健全な身体に健全な精神があれかし)」

これは、女性の運動機会を与えるためさまざまな活動を行っているスポーツブランド「アシックス」のブランドスローガンだ。今回、運動を通じて女性の幸福度を上げたいと願う「ウィメンズヘルス」とアシックスがコラボレーションして、国際女性デー月間に「Girls Power フィットガールズのスポーツデー」を開催。

運動をしたいけれどなかなかハードルがあるという女性たちが、一歩を踏み出すきっかけにしたいという思いのもと、ランニングとトレーニング、運動と女性をテーマにしたディスカッションを大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場にて行った。 

まずは運動をする仲間と一致団結!

a group of people in white uniforms
Saeka Shimada

今回集まったのは、1日10分のヨガのみという人から、ヨガインストラクター、フルマラソンに参加するランナーまで、運動レベルが様々な女性たち。初対面のメンバーも多かったけれど、体を動かす前に円陣を組んで心を一つにしたことで、コミュニケーションが生まれた。

体を動かす女性は、キラキラと輝いている

レッスンをリードしてくれたのは、トレーナーでランニングも習慣にしているTsukasaさんとピラティスインストラクターのGraceさん。まずはフィールドのランニングから。Tsukasaさんがレクチャーした走り方のポイントは、足の着地の仕方。 フラット接地という走り方で、体の真下に足をつけるようにすると足運びが楽になるのだとか。「かかとからの接地(踵接地)やつま先からの接地があるけれど、かかと接地は前に足がつきやすいのでブレーキがかかってしまう、つま先接地は足首の固定が必要になるのでより多くカーフ(ふくらはぎの筋肉である腓腹筋やヒラメ筋)を使ってしまうので、初心者はフラット接地をおすすめしています」とTsukasaさん。

a group of people doing yoga

走った後は、ペアワークやワークアウトで心拍数を高めた。 幅広いジャンルのみんなが運動を楽しめ、学びも得ることができるメニューを教えてくれた。

a group of people on a trampoline
Saeka Shimada
a group of women posing for a photo
Saeka Shimada

参加者のヨガインストラクターのManaさんは「1kmちょっとだけど、日頃ヨガしかしていない私にはキツかったです。でも、走り終わった後は楽しさと達成感にあふれていました」と、いつも体を動かしていても、ランニングはまた違うハードルがあることを教えてくれた。

「一緒に運動するとグッと仲良くなりますよね。今日初めて会ったMeghaちゃんともベストフレンドになったかなというくらい距離が縮まりました」とTaniaさん。

みんなを引っ張ってくれたGraceさんは「レッスン中のみなさんの表情はキラキラ輝いていました! どんなライフステージであっても運動が楽しいと思ってもらえる、インストラクターに成長したいとより一層思いました」

女性の運動を妨げているハードルについて考える

a woman in a white coat
Saeka Shimada

イベントの最後は、1歳半から水泳を始め、2016年のリオパラリンピックでは8種目に出場、現在も7種目で日本記録を持つ一ノ瀬メイさんをゲストにお迎えし、「女性の運動参加のハードルを下げるために、私たちができることについて」ディスカッションを行った。

a person sitting at a table
Saeka Shimada

アシックスが2023年に世界40カ国で24,772人を対象に行った、 男女間の運動格差に関する調査の結果で、年齢や国籍に関係なく広がっている、女性の運動を妨げる数々の障壁の存在があることが分かった。

調査で上がってきた運動を妨げているハードルは、家事や育児などで時間がないという問題やパーソナルトレーナーやジムの会費が高すぎるという金銭的な問題。そして、自分自身がスポーティではないと感じたり、運動している姿を人に見られたら恥ずかしいという心理的な問題があった。

運動に対するハードルについて、グループごとで話し合ったところ、「そもそも、ライフスタイルのなかで運動の優先順位が低いのではないか」、「生理という女性のサイクルによって運動ができる日が限られてしまう」という調査にはなかった新たな意見も挙がってきた。


続いて、より多くの女性にポジティブな運動経験をしてもらうためにはどうすればいいのかを話し合った。

「運動好きな子が苦手な子を誘って楽しめる、フィットネスイベントがあったらいいと思う」「家族で運動する習慣をつける」「運動=つらいというイメージがある人も多いけれど、1日10分でもOKとハードルを下げて、SNSで発信していく」といった意見も出てきた。

「最初の1歩目で、思っていたのと違うと挫折しちゃう人って多いと思います。それが運動への苦手意識につながってしまっている。でも、運動も物件探しと一緒で、相性が合う・合わないがあります。ランニングが好きなのかトレーニングが好きなのか。またはヨガが好きでも、行ったスタジオが合わない可能性もある。選択肢をたくさん持ったうえで、自分に合った場所や運動を見つけてみてほしいなと思いました」と一ノ瀬さん。 

続けて、今は個人がSNSなどで発信できるからこそ、自分がだれかのロールモデルになることもできると話す。

「発信者側の多様性もとても大事だと考えています。私の場合は、パラアスリートの人たちの運動の取り入れ方や気持ちを伝えることができる。でも、まだ子どもはいないから、子育てをしながら運動してる人の気持ちを代弁することはできない。だからこそ、いろんなロールモデルがいてほしい。運動経験が少ない人も発信することは控える必要はないと思います。受け取り手としては優しいし、安心する。それが運動のハードルを下げることに繋がるんじゃないかなと思います」

「ゲルニンバス 26」のふわふわの履き心地に感動! 

preview for asics

今回、参加したフィットガールたちが着用したのは、アシックスからこの春発売されたばかりの「GEL-NIMBUS 26(ゲルニンバス 26)」。発売から26年にわたり世界中で愛され続けている、アシックスのランニングシューズの代表的なモデルだ。ラテン語で「雲」を意味する「NIMBUS」の名前が示す通り、雲の上を走るような履き心地にこだわって毎年進化を続けてきた。 

a person's legs and feet
Saeka Shimada

今年のアップデートポイントは、大きく4つ。ひとつめは、「ゲル」の名前の由来でもあるミッドソール内部のPureGEL(ピュアゲル)と、フォーム材FF BLAST PLUS ECO(エフエフ ブラスト プラス エコ)の組み合わせで、着地時の柔らかさとスムーズな走り心地が向上した点。

アウターソールの素材HYBRID ASICSGRIP(ハイブリッド アシックスグリップ)が新しくなったことで、天候や路面のコンディションに関わらず、グリップ力がパワーアップ。


そして「足にフィットして履いた瞬間から気持ちいい」と評判だったのが、ニット製のシュータンと伸縮性に富んだ履き口部分の構造。ここも、年々より快適に進化を続けている。

履き心地だけではなく、「環境への負荷を軽減しているか」もシューズを選ぶ大切な基準

a group of women running on a road
Saeka Shimada

さらに、今回参加したフィットガールズたちも注目していたのが、業界平均より25%も低い10.8kgというカーボンフットプリントが表示されている点。いまや「サステナブル」と謳わなくとも、環境への負荷を軽減するモノづくりは当たり前。「ゲルニンバス 26」は、そんな視点でも選びたいシューズだ。

a group of women posing for a photo
Saeka Shimada

気になる履き心地について、ランニングパートのリーダーを務めたTsukasaは

「アウターソールがフラットでソールが分厚いのに、安定感があって跳ねるように反発するのが面白い!」と、その安定感と推進力を兼ね備えた点に驚きを隠せない様子。

ランニングに慣れていない参加者からも「ふわっふわな履き心地だから、私みたいなランニング初心者でも足に負担がなくランニングを楽しめそう」「弾むように足がスイスイ進む感覚!」「軽くて伸びが良くて、たくさん走りたくなる。走るのがあまり得意じゃないから、という思い込みもなくなっていくかもしれないと思えるほど」
という声が聞かれた。

ベテランランナーから初心者まで、どんなレベルでも心地よいランニング体験を叶えてくれる「ゲルニンバス 26」、新しい相棒シューズを探しているならぜひ試してみて。

a pair of shoes on grass
Saeka Shimada


ゲルニンバス 26 ¥19,800/ アシックス

アシックスの公式サイトで詳しく見る

問い合わせ先/アシックスジャパン カスタマーサポート部
www.asics.com/jp/ja-jp/mk/support/contact/products



Photo : Saeka Shimada(LuunaManagement) Movie: YOHEI HAGA

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。 

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。