「ピーナッツバターはさまざまな栄養素が豊富ではありますが、カロリーが高い食品です。摂取量を控えめにして体脂肪を減らそうとしているときに食べると、目標摂取カロリーをすぐにオーバーしてしまいがちです」と話すのは、一人ひとりに最適な料理レシピを提供する「Yummly」の管理栄養士、エドウィナ・クラーク。ピーナッツバターは1日1食分(大さじ2杯)までに摂取量を制限すること。
必ずしも大さじ2杯を全て摂取する必要はない。カスパーいわく、りんごのスライスやセロリスティックなど、ヘルシーでありきたりな食材にもピーナッツバターを小さじ1杯合わせて食べるだけで、デザートのような食べ物に変わり、次の食事まで満足感を維持できるようになる。
「最近では、多くのメーカーが1食分に小分けした袋入りのピーナッツバターを販売しています。かばんに入れて持ち運びしやすく、食べたい欲求が現れたときのために職場のデスクに保管しておけるので便利です」と、ルイス。
1食分を管理するのがどうしても難しい人は、ピーナッツバターパウダーを試してみるといい。味はピーナッツバターとほぼ等しく、カロリーは半分以下。
ピーナッツバターを購入するときは、原材料名が少ないものほどヘルシーなオプションであり、ピーナッツしか含まれていないものが最も理想的。「多くのピーナッツバターには、精製された砂糖や塩、人工香料など、ヘルシーではない添加物が含まれています」と、ブース。そしてルイスは、脂肪分が少ないタイプのピーナッツバターを選ばないように忠告した。脂肪分が取り除かれているものは、代わりに塩や砂糖が多く使われている。
ピーナッツバターの瓶を開けて、オイルとピーナッツが分離しているものは良質なものである証拠。これは、トランス脂肪酸や飽和脂肪、異性化糖など、ダイエットの努力を台無しにするような添加物が含まれていないことを意味している。
※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: KRISSY BRADY Translation: Yukie Kawabata
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