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お尻が凍ったっていい。
ますます日が短くなり、ぐっと冷え込む本格的な冬の到来。朝と夜のランニングやサイクリングといったアウトドアワークアウトが自然の脅威にさらされている。その内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

でも、気温が氷点下だからといって、外でのワークアウトを諦める必要はない。事実、米国オーランドのランニングチャリティ団体トラックシャックに所属する運動生理学者でプログラムディレクターのスーザン・ポールによると、骨まで凍るマイナス28℃以上なら外での運動は一般的に安全とされる。もちろん、寒いのが平気で、適切なウェアを着ていることが前提。人生初のハーフマラソンの練習をはじめるには極寒の夜が最適だと考えるような初心者にも向いていない。

怪我を防ぎ、パフォーマンスを上げるために以下の基本原則に従おう。

体温を維持し、汗を逃がす素材を着用すること。でも、走ったり全力で動いたりすると6℃ほど暖かく感じるので、トップスやジャケットを重ねすぎないように気を付けよう。ポールいわく 「鼻と口をフェイスマスクやマフラーで覆えば、空気を暖めて湿らせてから肺に吸い込むことができる」

手袋、ウールソックス、ぴったりした帽子で手足や頭を守ること。「体全体がしっかり暖まっていることを確認して。冬は体が暖まるのに時間がかかり、怪我のリスクが高くなる」 ので注意しよう。

最後に、距離や時間で自己ベストを更新しようとしないこと。 「寒い時は速さを競うようなワークアウトより、長い距離をのんびり走った方がいい」 そう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Esther Crain Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images