筋トレを始めた頃は、正しいやり方を覚えるのは大変かもしれない。そして、正しいフォームを意識せずにトレーニングをさっさと終わらせたいと思ってしまうかもしれない。でも、こんなやり方ではケガをしてしまうだけだと『Body Architect』の著者のジュリアン・ヘイズは言う。
「長期的な観点でケガをしないためには、やっているすべての動きに関してきちんとしたやり方を知ること。つまり、はじめの頃は基礎的な動作からスタートしてしばらくはそれをやり続ける方がよい」。基礎的なエクササイズは、しっかりとした土台を作ってくれ、その上に発展的なエクササイズが作られる。そしてなにをするにしても「質よりも量」ということを忘れずに、とヘイズは言う。「1回のセッションあたり、より多くのエクササイズをしたほうがよい結果が出る、と思いたくなるかもしれないけれど、実はそうではない」