実験結果によると、残り物のラザニアの方が体にいいみたい。さあ、みんなにも伝えて!
ラザニアほど元気の出る食べ物はない。これは事実。でもパスタの層 (とベシャメルソース) のせいで、ヘルシーさに欠けるのが残念。
でも、BBCのテレビシリーズ『Trust Me I'm A Doctor』向けに行われた研究が、パスタ好きにとっては嬉しい抜け道を発見した。
このユニークな研究では、ボランティア集団 (私たちからの招待状は届かなかったみたい) がパスタを出来立ての状態、冷めた状態、そして再加熱された状態で試食。科学者のクリス・ヴァン=トレケンを驚かせたのは、冷めたパスタには構造変化が起きていたこと。冷蔵庫にある残り物のボロネーゼパスタは、体が食物繊維のように扱う難消化性でんぷんに変わるのだ。出来立てのパスタとは異なり、ヘルシーな腸内細菌の量まで増やしてくれるという、かなりメリットのある状況になる。
でも、温め直せばさらに美味しい話になる。ボランティア集団の血糖値上昇が50%下がっただけでなく、含まれるカロリー量も減っていたのだ。
これは食べずにはいられない!
すべての炭水化物がこうならいいのに……。医科学による調査を今すぐ行ってほしいもの。
お気に入りのパスタレシピでお祝いしよう:
● 脂肪を燃やす5種類のパスタソース
● アスパラとチキンのピリ辛パスタ
● ブカティーニ風ペペローニパスタ
温め直すならアツアツに、そして食中毒を避けるために、残り物は調理から24時間以内に食べることを忘れずに。
Text:Gabriella Block Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images