日本人だけでなく、ハワイローカルにも支持されていたジュリさん。アメリカ最大のヨガフェスティバルであるWanderlust Yoga Festivalにハワイのヨガインストラクターを代表として出演した経験もある。
「ヨガという形にはまらず、私なりのスタイルでヨガを伝えたい。」と語る。
そして3年前にハワイの「ルルレモン」のアンバサダーに任命された。98年ににカナダでローンチしたルルレモンは世界規模で広まっていた。「『運動を通してメンタルも、フィジカルも健康になり、生活を豊かにしていこう』というコンセプトに共感しました。ヨガウエアというカテゴリーにこだわらず、1枚でランニング、ボルダリングなど幅広いエクササイズを楽しめるよう設計。「そのためお店での接客もまず『どんなアクティビティを楽しんでいますか?』とたずねるんです」。一人一人のライフスタイルに寄り添い、ヨガシーンだけでなくフィットネスを楽しむためのウエアであると自負する。「私自身も、ヨガも好きだけど、トライアスロンも、サーフィンも、スノボも、キックボクシングも、筋トレも、体を動かす事が好き。sweat once a day (一日一汗) がモットーです」
そしてアンバサダーを始めてから1年後、ワイキキで行われたヨガイベントをでレッスンをした際にルルレモンのアジアの代表に出会い、日本のルルレモンの立ち上げを手伝って欲しいという申し出を直感で承諾した。
Community Connectorという役職で3ヶ月の契約で来日。まだ何の土壌もないルルレモンのために、色々な場所で、様々な人たちとつながり、ルルレモンのことを知ってもらう事が仕事だった。その後、ブランドマネージャーとして1年東京をベースに働き、今年4月にGINZA SIXにルルレモン日本の初店舗をオープン。「リアルな人とのコネクションを大切にするブランドなので、人が好きな私にぴったり。いろんな人に会いたいし、話したい。経験のない私を100%信頼して、ルルレモンという世界的に大きなブランドの名前を武器に色々な方ともお仕事ができて、仕事というより、MBAに行ってる気分で沢山の勉強させてもらいました」