今回の相談者は、結婚後子どもができるかが心配な37歳。
「手相は変わる。運は変えられるんです」と語るのは、手相観として4000人以上を観てきたdauaさん。彼女自身も仕事のストレスで体調を崩したときに、ランニングやヨガに出会って不調から脱出。現在も自分自身の状態をよりよく保つために、ランニングやヨガは欠かないそう。そんな彼女が、手相観の相談でも多いお悩みについて、アドバイス。特徴的な線もご紹介するので、参考にしてみて。
手相を観ていると様々な人が私のところにやってきます。
今日もまた、一人のお客さまが扉を開けていらっしゃいました。
「結婚を視野にお付き合いしている人がいます。結婚した後、子どもができるのか気になっています」
看護師として働いているセツコさん。現在37歳。首元が開いた薄いブルーのニットのワンピース、黒のショートブーツに、白のニット帽でやってきた彼女。
「年齢も重ねてきているので、子どもができるのか心配です」
子ども線に注目してみましょう！
子どもができる可能性を表す線が手にはあります。
セツコさんの左手を観てみましょう。
小指の下の感情線の上側と下側に、矢印のように注ぐ線は子ども線(①)と呼ばれています。
線の本数は出産の可能性を秘めています。セツコさんの線を観ると、くっきりした線が複数本あります。これは、強い母性を表し、普段から子どもが好きな証。
そして、セツコさんの感情線は非常に長く、人差し指の付け根まで弧を描いています(②)。
人情味が厚く、上手に人の世話を焼ける才能があるため、結婚後は家庭を大事にする良き妻、良き母としての人生を謳歌していくはず。
手のひらの線は些細な環境の変化、あなたの意思や感情、取り巻く人々の影響で、絶えず変化していきます。
子ども線も同様に常に変化していくもの。
もし、線がない場合でも、線が生まれてくるケースもよくあります。
子どもができるかどうかは非常にセンシティブな問題で、パートナーとの相性や自分の体質も含め、いくつか可能性を探るポイントはあります。
ポジティブに物事を捉え、焦らず進んでいくことは、結果として、充実した結婚後の生活のパートナーとの関係性に繋がるでしょう。
Text & Illustration : daua
海外を旅した際に出会った西洋占星術家がきっかけで手相・心理学を研究。IT,アート業界でWebディレクター、ライターとして働く傍ら、いつの間にか手相が口コミで評判となり、2012年から手相観として本格始動。個々の可能性を見いだし、良い変化をもたらすツールとして手相を捉え、手相を通じて自分自身を深く見つめる感覚を多くの人と共有することを目指している。2017年にベルリンへ拠点を移す。パーソナルカウンセリングを軸とし、手相をキーワードに、アートやデザイン、食、ヒーリングなど様々なジャンルのイベントでグローバルに活動を行っている。
