『自分は自己肯定感が低いと思う』という声をよく耳にしますが、果たして本当にそうでしょうか。まずは自分の今の状態を知ることから始めましょう。

自己肯定感を測るのには、日本版RSESという心理テストがあります。それぞれの質問に対して4段階(『1=強くそう思わない』『2=そう思わない』『3=そう思う』『4=強くそう思う』)でチェックしてみましょう!

□私は、自分自身にだいたい満足している。
□時々、自分はまったくダメだと思うことがある。
□私にはけっこう長所があると感じている。
□私は、他の大半の人と同じくらいに物事がこなせる。
□私には誇れるものが大してないと感じている。
□時々、自分は役に立たないと強く感じることがある。
□自分は少なくとも他の人と同じくらい価値のある人間だと感じている。
□自分のことをもう少し尊敬できたらいいと思う。
□よく、私は落ちこぼれだと思ってしまう。
□私は、自分のことを前向きに考えている。
出典:Mimura & Griffiths(2007)『RSES-J』より

それぞれの質問の合計を足して点数を出しましょう。目安としては、20点を下回ると自己肯定感が低い、30点以上だと自己肯定感が高いと言われています。なお、日本人の平均は大体25点前後と言われています。

※点数はあくまで目安です。その時に自分が置かれている状況によっても点数が変わる可能性は十分にありますので、あまり気にしすぎないようにしてください。