「この食事療法は、夕方のワークアウト後に炭水化物を食べると、脂肪として体内に貯蔵される可能性が低いことを前提としています」と話すのは、臨床およびスポーツ栄養士のリック・ミラー。
朝はインスリンの感受性が高く、グルコースを筋肉や脂肪組織へ吸収しやすくなることが、研究で示されているよう。
従って、日中は炭水化物を避けることにより、体は体内に貯蔵された脂肪をエネルギーとして使うようになる(ここまでは、ケトジェニックダイエット)。
夕方のトレーニングを終える頃には、筋肉がグリコーゲンを使い果たして燃料を必要とするため、パスタなど炭水化物を摂取すれば、脂肪として体内に蓄えられるのではなく、グリコーゲンとして筋肉に貯蔵されやすくなるとのこと。