健康的でアクティブなライフスタイルを送るWomen’s Healthの読者代表、Fit Girls。Fit Girl’s Fav(フィットガールズファボ)企画では、彼女たちの今気になるコト・モノをご紹介。今回は、11人のFit Girlsが行っているサステナブルアクションやお気に入りのサステナブルアイテムについて聞いた。

喜多朝子さん

フィットガールズ

「友人の影響やNetflixの『Cowspiracy』という映画を観て、サステナブルアクションに取り組むようになりました。ペスカトリアンなので、動物性のものは食べません。また、プラスティックのゴミを減らすため、マイボトルやエコバッグは常に携帯し、ラップも使いません。ラップの代わりに、スタッシャーのシリコンフードバッグを愛用しています。服を購入する際は、生産経路がクリアなブランドを選び、長く使えるものを買うようにしていますね。要らなくなったモノは捨てずに、売るようにしています!」

高畑 えみさん

emi

「フライングタイガーのマイボトルエコバッグ常日頃持ち歩いていますし、生理中はナプキンではなく、メルーナの月経カップを使っています。海外製の生理用品が合わない可能性があることや、女性が一生に使う生理用品の量に関する記事を読み、繰り返し使える月経カップの購入を決断しました。はじめは苦戦したこともありましたが、慣れると本当に快適ですよ。ナプキンやタンポンを使っていたころに比べて、ゴミはかなり減りました。また、マドリードにはいらなくなった洋服を回収してリサイクルしてくれるボックスが街中に設置されているので、そちらもよく利用していますね。あとは、IKEAのシリコンカバーが使い勝手がよくてお気に入りです! 3サイズセットなのでキュウリやトマトなど野菜の大きさにあわせて使えますし、見た目もかわいい。切り口にぴったりフィットするのでしっかり保存できますよ。ラップを使う回数が減りました」

EMIKOさん

emiko

「私は、プロギング(ゴミ拾いをしながらランニングをすること)イベントを定期的に開催しています。また、静岡の歴史ある公園でランニングとヨガのクラスを毎週末行っています。公園で緑と空に囲まれてカラダを動かす心地よさを継続的に日常生活に取り入れ、「人と公園がフィットする」持続可能なライフスタイルを提案・展開するPark&FITという活動もさせていただいてます。食器用洗剤はエコベールを愛用中。お皿洗いで手荒れをしてしまう私に、主人が買ってきてくれました。植物のチカラで、油汚れもしっかり落としてくれるのに、自然にも手肌にもうれしい洗い上がりです。ボトルは100%再生プラスチック使用で、リサイクル可能なところもサスティナブルでいいですね」

グレースさん

サステナ

「プラスチックボトルを使わないようにするために、シャンプーとコンディショナーはエティークの固形ソープを使っています。液体より長持ちするので、とてもおすすめです。また、普段から水筒や折りたたみマグカップ、エコバッグは持ち歩いていますね。洋服はできるだけ捨てず、誰かにあげるか、ハサミを入れてデザインを変えて二度楽しむように。生理中は吸収ショーツを使って、できるだけナプキンなどのゴミを出さないようにしています」

小林寿来さん

サステナ

「友達からプレゼントでいただいた、ハイドロフラスクのボトルを愛用しています。それまでは仕事に行くときはペットボトルを毎朝買っていました。しかし、ボトルをもらってからサステナブルに興味を持ち、ゴミを出す量が減りました。また、無印良品でマイボトルに水の補給が出るので、うれしいポイントです」

セーリィークリスティーナ美怜さん

サステナ

「海の豊かさを次世代へつなぐことを目指しています。海からサンゴがなくなると海洋生物が減少し、CO2の増加、海水の温暖化、海面上昇など、さまざまな環境破壊が加速します。一人でも多くの人に海と、海にまつわるモノ・コトに興味を持ってももらい、課題に関心を持ってほしい。そのためにサンゴの移植をお手伝いしたり、ビーチ・リバークリーンの開催をしたりしています」

奈良橋 美弥さん

サステナ

「アメリカで生活していたときに、環境に配慮された活動や環境問題に対する議論で、汚染や環境問題についてより深く知りました。欲しいものがあるときは、まずサステナブルな選択肢があるか調べますね。日本に帰国した際、エコバッグを持っているだけで『えらい』と言われることが衝撃で、プラスチックで過剰に包装されている食品等を見て悲しくなりました。環境問題は私たちが考えるよりずっと深刻化しています。将来魚が食べられなくなってしまうかもしれないし、ハワイのビーチが水没してしまうかもしれない。サンゴやホッキョクグマが苦しんでいるのも、夏が暑いって騒いでるのも実は自分のせいかもしれません。一人一人のアクションは小さくても、それをたくさんの人が取り入れれば大きい力になりますし、長い目で見たときに自分や将来の自分の家族の生活にも関わってきます。私はそういった環境問題を理解し、可能限り環境問題を助けるコトやモノを取り入れたいと考えています。もともとヴィーガン、今はフレキシタリアンのベジタリアンベースの食生活をしています。洋服はリサイクルし、レジ袋やビニール袋はもらわず、食材は量り売りのものを買うようにしています。コスメもヴィーガンやエコフレンドリーのものをチョイスしていますね」

上梨ライムさん

サステナ

「食事をおいしく、楽しく、最後まで感謝していただく。それが私のモットーです。母の昔からの教えですが、フードロスが深刻化している事実を知れば知るほど、食べ物が食べられる現状に感謝をしなくてはならないですね。今自分がいただいている命を無駄するべきではないと思っています。また、カラフルなKNOT WRAPは、自分次第でさまざまな使い方ができるうえ、バッグにすっきり収納できるのでお気に入り。もともとは友人から誕生日プレゼントとしていただき、存在を知りました。誕生日プレゼントの少しリッチなラッピングかと思いきや、繰り返し使えるラッピングなだけでなく、多様な使い方ができることに驚きました。エコバッグとして、少し肌寒い日はスカーフとして、髪をタイトに結ぶときは頭に巻いたり……サステナブルかつ、おしゃれで大のお気に入りです! これを使うようになってからエコバックすら持たなくなりました」

高橋りんのさん

サステナ

「オーガニックコットン100%のブランド、『Nomad』を立ち上げました。量産型ファッションが環境に与える影響の大きさを知り、作る過程でも地球にやさしく、アップサイクルして長く愛用してもらえる物を広めたいと思ったからです。また、ウォーターボトルとタンブラーは常に持ち歩いています。一度使って捨てるゴミほど無駄なものは無いと思い、購入しました。最初はウォーターボトルだけでしたが、いつでもカフェに立ち寄れるように、と今ではタンブラーと2個持ちです。ちょっと不便ですが、ペットボトル、カップ、ふた、ストローなど、沢山の使い捨てゴミを削減することができます」

ベイ・ジニーさん

jinie

「使い捨てではなく、繰り返し使えるものをできるだけ使っています。たとえばエコバッグ、マイボトル、マイストロー、ミツロウラップ。 脱プラを目指し、少しでもプラスチックの使用量を減らすためにできることを考えています。オーガニックでエシカルなコスメ・食品を選んだり、洋服はリサイクルしたり、プロギングをしたり。気持ちだけでなく、暮らしも豊かになり、地球や環境に優しい暮らしが送れるようになることで、温かい気持ちで日々を過ごすことができます」

杵島(きしま)由美さん

サステナ

「コロナ禍で毎日自炊するようになり、生ゴミがたくさん出ることを解消したかったため、コンポストを始めました。日本では生ゴミを燃やすことにかなりのエネルギーを使っているので、少しでも解消したいと考えています。また、タンブラーはstojoのものを持ち歩いています。デザイン性も高く繰り返し使えること、シリコンなので折り畳みできて持ち歩きやすいところもポイント。サステナブルな取り組みは、多くの人が取り入れたくなるよう手軽さやデザイン性も大事だと思っています」

Fit Girlsのサステナブルアクション、お気に入りのサステナブルプロダクトは参考になった? もし気になるアクションがあったら、ぜひ生活に取り入れてみて。

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Kaoru Sawa
ウィメンズヘルス・エディター

美容・ダイエットを中心とした記事を担当。自他共に認める美容マニアで、ハマり症。その気質から、自分が挑戦する取材企画には必ず結果へのコミットにこだわる。男性ライフスタイル誌、女性向けアプリメディアなどを経て、2021年までウィメンズヘルス編集部に在籍。