トレイルランナーたちからも熱い支持を集めている、パタゴニアのトレイルランニングウエア。今回、メンズとウィメンズのトレラン用ショーツが大きくアップデートして新発売になるということで、そのはき心地を試してみることに。

極寒の東京を離れ、エディターKIRIKOが訪れたのは伊豆大島の三原山。新しくなったトレランショーツを履き、実際に山を走ってみた。

今回新しく登場したトレランショーツは男女共に3型あるが、イチオシだという最も短いタイプを着用。最初はその丈の短さにたじろいだものの、履いてみると中途半端な丈より断然脚も長く見えるし、何より走った時の足さばきがいい。さらには伸縮性が抜群なので、大股で山を駆け下りる時にもパンツの存在感を忘れてしまうほどだった。

そして忘れてはならないのは、このパンツは90%がOcean Cycle認証を受けた再生ポリエステルから作られているという点。再生ポリエステルを一部使用、という商品はよく見かけるようになったが、90%が再生素材というのはパタゴニアだからできる取り組みだと思う。

パタゴニアのトレランショーツお試しレポート

今回一緒に伊豆大島を走ってくれたのは、パタゴニア・サポートアスリートのトレイルランナーである木村大志さんと上野朋子さん。これまでもパタゴニア のトレランウエアを愛用してきた2人も、新しいショーツはその素材の柔らかさが特筆すべきポイントだと話してくれた。

パタゴニアのトレランショーツお試しレポート

ウエスト周りには大型のポケットが3つも配されているため、トレランには欠かせないトレイルバターなどの行動食もしっかり収納できるのがうれしい。

ロードランニングよりさらに激しい動きにも対応する必要があるトレイルランニング。その動きを考え尽くされて作られたランニングショーツは、もちろん普段のロードランニングにも大活躍。

新しいランニングショーツをお探しなら、このパタゴニアのショーツも候補に入れてみては?

パタゴニアのトレランショーツお試しレポート

W’s Strider Pro Shorts ¥9,000
素材はプラスチック汚染の危機にさらされているインドネシアのジャワ島とスマトラ島の沿岸地域から調達したリサイクル・ポリエステル90%、スパンデックス10%。4方向に伸縮する4ウェイ・ストレッチを採用。

Photo : Sho Fujimaki

Headshot of Kiriko Kageyama
Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。