2018年12月20日(木)から22日(土)まで、星野リゾート リゾナーレトマムを舞台に開催された「星野ウェルネスクラブ」の2泊3日のステイ。最高のホスピタリティと、「ロキシー」から参加した講師陣のおかげで満足度200%になったツアーの様子をお届け。
幻想的なアイスヴィレッジで、氷のグラス作り
「星野リゾート リゾナーレトマム」に到着、チェックインしてひと休みした後に訪れたのは、「水の教会」と「アイスヴィレッジ」。建築家の安藤忠雄氏が設計した「水の教会」ではその厳かな雰囲気に浸り、「アイスヴィレッジ」でも、この冬初登場だという「氷のBooks&Cafe」を訪問。暖炉が置かれた氷のカフェの中で、今回は特別に氷を削ってオリジナルのグラスを作った。
「アイスヴィレッジ」の入り口で全員集合! この星野ウェルネスクラブをサポートしている「ロキシー」のウエアは暖かくて、雪が降る氷の町でも寒さ知らず。
「氷のBooks&Cafe」は、壁一面の棚に本が飾られ、中央には本物の暖炉が。椅子でくつろぎながら、焼きマシュマロを食べたり、氷のグラスでドリンクを楽しんだりできる。
カフェで提供しているメニューはこんな感じ。奥はチーズフォンデュ。かき氷は、器も氷でできているので、器まで食べることができるという。自分でチョコレートにディップし、トッピングができるアイスバーも大好評だそう。
氷の椅子に座り、氷のテーブルの上で氷を削ってマイ・グラス作り。氷の彫刻は予想以上に楽しくて、参加者全員が無心に削ること20分 。完成したグラスに好みのフレーバーの氷を入れて、ミルクを注げばオリジナル・ラテが完成。
とっておきの「雪ディナー」に感激!
初日のディナーは、2019年3月30日までの期間限定で提供している、2泊3日の宿泊プラン「雪ガールステイ」の特別メニュー。貸切のダイニングルームにはロングテーブルが用意され、テーブル上には雪を思わせるかすみ草のアレンジが。
コース仕立てのディナーは冬の訪れ、初雪から、いちごのデザートで春への移り変わりまでを一皿ずつ表現する仕立て。前菜は、初雪が積もり始める様子を表現したという「初雪積もる野菜の一皿」。カリフラワーのピュレの上に10種類の野菜やシーフードが美しく並ぶ様子にうっとり。お料理に合わせて提供されたのは、3種類の「はつゆき」という白ワイン。ディナーの途中には12月限定で毎晩打ち上げられている花火も鑑賞することができ、大満足の一夜に。
ロキシーガールのTaccoさんによるモーニングSUPヨガ
2日目の朝は、ゴンドラに乗って霧氷を見学した後、氷点下の世界から一転、室温30度以上、日本最大級のインドアウェイブプールを備えた「ミナミナビーチ」でSUPヨガレッスン。「ロキシー」のラッシュガードを着て、広々としたプールで2グループに分かれてレッスンスタート。
講師を務めてくれたのは、ロキシーガールで日本サップヨガ協会のマスター講師でもあるTaccoさん。参加者のレベルに合わせ、40分のプログラムをリードしてくれた。
SUPボードは固定してあるものの、地上より不安定なボードの上でのポーズには苦戦する人も多く、途中ドボン!とプールに落ちる人も続出。
最後には、2人で1枚のボードに乗ってポーズをとった後、脚だけでボードを揺らして相手を落とし、最後まで勝ち残った人には「ロキシー」のバッグをプレゼント! というゲームで大盛り上がり。
お待ちかねのスキー&スノボ三昧タイム。ゲレンデでシャンパンも!
SUPヨガの後は、ふわふわスフレパンケーキをブランチにいただき、スキー&スノボタイムがスタート。「ロキシー」のウエアに身を包み、スキー、スノーボード、それぞれ広大なゲレンデを思い思いに滑走。
SUPヨガの講師のTaccoさんも華麗な滑りを見せてくれた。
プロスキーヤーでロキシーガールの楠 怜己さんは、さすがの滑り! スキーチームと一緒に滑りながら滑り方をレクチャーしてくれた。
スノボチームを率いてくれたのは、ロキシーガールでスノーボーダーの星野文香さん。ある程度スノーボードができる参加者たちに色々な技を伝授してくれて、一同大喜び。
この日、初めてスノーボードに挑戦するという2人は、オプションのスノーボードレッスンに参加し、2日間に渡ってつきっきりでスノーボード入門レッスンを受けた。
本来は3月の晴れた日にゲレンデのどこかに出現するという、シャンパンバーが今回特別に限定オープン。ゲレンデの真ん中で本格的なシャンパンをいただけるなんて、まるでヨーロッパのスキー場のよう。氷点下の気温のおかげもあってキンキンに冷えたシャンパンは格別。
バーカウンターに並ぶシャンパンは錚々たる銘柄ばかり。ノンアルコールもあるのでお酒が飲めない方もぜひ訪れてみてほしい。
フリータイムにスキー&スノーボードを楽しんだメンバーでパシャり。「ロキシー」のボードやスキー板も可愛くて、今回着用したウエアを購入したいという人も続出した。
二日目の夜は、「海鮮こぼれフェス」でおなかいっぱい!
スキー&スノーボードでの滑走を楽しんだ後は、ライトアップされた霧氷テラスへ。大気中の水分が付着して凍った真っ白い枝がライトアップされた様子は、なんとも幻想的。
霧氷ホットカンパリのカクテルを食前酒がわりにいただいて、お次はホタルストリートの「つきの」で開催中の「海鮮こぼれフェス」へ。
酢飯だけが巻かれた細巻きが積み上げられ、その上からイクラ、カニ、マグロ、ウニといった海鮮をこぼれるほどに盛り付けた「こぼれ寿司」は、2019年3月末までの限定メニュー。すべてのネタをミックスした海鮮五目も含めた5種類のこぼれ寿司から各自が好みのメニューを選び、おなかいっぱいに海鮮を堪能した。
ラストのアクティビティは、スノーモービル&クロスカントリー体験
最終日の朝は、リゾナーレトマム最上階にあるレストラン「プラチナム」で、「雪ガールステイプラン」のために用意された特別な「雪あさごはん」を。生姜を効かせた真っ白いスープには根菜がたっぷり。雪をイメージした白いおかずが並んだプレートで、少しずつ色々な味を楽しんだ。
同じ施設内にある「ザ・タワー」の前には、「牧場クリスマス」のディスプレイが、牧草を使ったクリスマスツリーの周りに山羊や羊、トナカイが集まっており、一緒に写真を撮れるとあって大人気。
トナカイと触れ合ったら、ツリーを眺めながらゆっくりお茶をいただけるラウンジで、クリスマス牧草ロールケーキセットと、モーモークリスマスカクテルで朝のおやつタイム。敷地内の牧場でオリジナルのミルクを生産しているとあって、今回のツアー中にいただいたミルクや生クリームは特に美味しかった! という声も。クリスマス限定のケーキやカクテルはすでに終了しているけれど、ミルクはいつでもいただけるので、ぜひお試しを。
たっぷりの朝ごはんとおやつをいただいた後は、歩いてすぐのGAOアウトドアセンターをベースにスノーモービルとクロスカントリチームに分かれて1時間の体験会。
幅が細くて長い板を履いて行うクロスカントリースキーは、通常のスキーでは沈んでしまって進めないフワフワのパウダースノーの上でも滑れて、坂道だってそのまま登れるのが特徴。平坦な道を歩くように滑る方法から、坂道をまっすぐ歩いて登る方法、30cmほど積もった雪の上を滑り降りる方法など、一通りを教えてもらったところで終了。
スキー、スノーボード、ゲレンデのシャンパンにSUPヨガなど、2泊3日とは思えない欲張りな内容のステイ。星野ウェルネスクラブは、2月にもアルツ磐梯スキー場へのスノーツアーを予定しているので、乞うご期待!
星野リゾート リゾナーレトマム
https://www.snowtomamu.jp/
Photo : Cedric Diradourian
『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。