運動不足を解消！寒い時期こそ取り入れたいエクササイズ9

アウトドアレジャーの定番のひとつ、登山からアイデアを得たこのインドアのエクササイズは、器具も機械も使うことなく、体幹を鍛えることができる。

まずはプランクのポーズ（腕立て伏せをするときのような、両肩の真下に両手を置いた姿勢）を取り（あればマットを敷いて）、「膝を胸に近づけ、元のポーズに戻る」動作を片足ずつ順番に行う。ポイントは、おへそを背骨の方へ引き込む意識を持つこと。

寒いこの時期、積雪があるときしかできないスポーツを楽しみたいという人も多いはず。

アメリカ国立衛生研究所（NIH）によると、スキーの滑降は筋肉を鍛えるだけでなく、それらの運動協調性を高めるほか、認知機能も向上させるという。

縄跳びは、減量効果も期待できる有酸素運動。ジャンピングジャック（両手両足を開く、閉じるを交互に繰り返す運動）と同じように、飛び跳ねることによって、短時間により多くのカロリーを消費することができる。

それほど広いスペースを必要としないため、寒い日にインドアで行うのに最適のエクササイズ。

掃除を含め、家事全般が疲れる仕事であることは、誰もがよく知っている。つまり、家事をすることは、カロリーを消費しているということ。ある調査によると、なかでも消費量が多いのは「モップがけ」だという。

気候に関わらず、筋肉を鍛えて脂肪を燃焼させるためにはいつでも最適の方法。

寒さに負けずジムに行けば、ウエイトマシンを使って行うことができる。ダンベルを使えばジムでも自宅でも、上腕の筋肉（二頭筋と三頭筋）や肩、その他の部位を鍛えることができる。

しっかり寒さ対策をして、スケートリンクへ行こう！プロにとってもビギナーにとっても、アイススケートは体幹を鍛えたり、バランス感覚を養ったりするのに役立つ運動。レースに参加できるほどに上達すれば、心拍数を上げることもできる。

腹筋トレーニングの長所は、体を伸ばせるだけのスペースがあれば、狭い部屋でもできること。「ヒップリフト」でも「フラッターキック」でも、体幹を意識しながら行えば、体を内側から温めることができる。

健康維持のために階段を使おう──昔から提唱されてきたこの方法が、廃れることはない。エスカレーターではなく階段を使うようにするだけで、きっと体の変化を感じられる。

ワークアウトの種類を増やしたいなら、自宅や職場の階段を昇り降りしてみよう。脚やお尻の筋肉を鍛えることもできる。