SNSをスクロールしていると、気落ちしたり、疲れたり、体の隅々まで調べないと気が済まなくなったりする。ファッションモデルやインフルエンサーのイメージに翻弄されて、インターネットを使ったあとは決まって落胆してしまう。フィルター加工による非現実的な美しさが期待されるようになり、毛穴ですら透明でなければならない時代の中で、平静さと前向きさを保つのは難しい。だから、アシュリー・グラハムのようなモデルが非現実的な理想に立ち向かう姿を見ると気分がスッキリ。オーストラリア版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

アシュリーはTikTokにボディー・ポジティブな動画を投稿し、フォロワーにこう聞いた。「今日の自分を褒めてあげた?」

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この動画の中でアシュリーは、自分自身とフォロワーの両方に対して、自分の体のステキな部位と能力を認めるよう促している。アシュリーは、体の中で一番強い部位として脚を見せ、最もセクシーな部位として大きな目をパチパチさせ、一番好きな部位としてアゴのラインをなでてみせた。一番大事な部位は笑顔、そして一生変えない部位は「全部」

単純に思えるかもしれないけれど、わざわざ鏡の前に立ち、そこに映る体の努力や苦労をいたわり、その能力に感謝する人が実際何人いるだろうか。当然ながら、この動画はすでに150万回以上再生されており、1,200人近いTikTokユーザーが、この“セルフラブ・チャレンジ”に参加。ありとあらゆるボディーサイズ、人種、ジェンダー、生い立ちの人々が自分の動画で自分の体を称賛している。

最もセクシーなボディーパーツとして胸を指さした人もいれば、最も大事なボディーパーツとして心臓を指さした人もいる。TikTokユーザーの@prianotpriyaは、一番セクシーな部位に脳を選んだ。その一方でママユーザーの@jastintruglyは、赤ちゃんを9カ月守ったおなかを最も大事な部位に選んだ。

このチャレンジは影響力が大きく、アシュリーにも事の重大さが分かっている。自分の動画をきっかけにシェアされた数百本の動画を見たアシュリーはインスタグラムで「私は泣いていないわよ、泣いているのはあなたでしょ」と感謝を述べた。「私のTikTokのサウンドを使って、本当に大勢の美しい人々が自分の体を称賛してくれた。一瞬だけ立ち止まり、今日も自分の体を褒めてあげてね!」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jessica Campbell Translation: Ai Igamoto

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