暑い季節は全身の疲労感や倦怠感など様々な不調を感じる人が増えてくる。俗に言う夏バテはこういった症状を総称するものだが、放っておくとさらに悪化することも考えられる。
「外気温とエアコンによる寒暖差ストレス、水分不足による血流低下などから疲労感や倦怠感がどんどん蓄積していきます。その結果、免疫力が低下してしまうと夏風邪につながります」
熱が出ると汗をかき、通常よりも脱水症状に陥りやすくなる。さらに食欲が低下し、さっぱりとした麺類など、糖質過多な食事になりやすく、回復のための栄養バランスがどんどん崩れてしまう。
「食事量が減ると筋肉量が減るので、夏場の体重減少は好ましくない傾向です。運動をいくら頑張っても結果に繋がらなければ、せっかくの努力が水の泡になります」
これからの季節は特に運動と栄養のバランスに気をつけながら、できる限り疲れを残さないように過ごしていこう。
今回は、暑い日に意識的に取り入れたい栄養素について、解説していく。
林健太
NESTA公認トレーナー SIXPADオフィシャルトレーナー
幼少期よりプロレスラーに憧れ、中学生の頃からジムに通い始め、高校・大学はアマチュアレスリング部に所属。
卒業後、一度は就職するもプロレスラーの夢を諦めきれず2011年プロレスリング・ノアに入門。練習中の怪我により
選手としてデビューすることはできなかったが、トレーニングを続けることで心身のモチベーションを維持し続けたことがきっかけでトレーナーとしての活動を始める。
インスタグラム: www.instagram.com/kenta_0327_/