お決まりのソフトドリンクを水と取り替えれば、お腹周りに間違いなく変化が出る。栄養学誌掲載の研究では、炭酸飲料を飲む人の内臓脂肪率が、炭酸飲料を避ける人に比べて10%も高い結果となった。内臓脂肪とは、臓器をうろつき回る危険な腹部脂肪。
また、水を多く飲む人ほど体重増加率が低いことを国際肥満病誌が発表した実験が証明している。同時にこの実験では、砂糖で甘い飲み物やフルーツジュースを飲むたびに、体重計の数字が上がることも判明した。マウント・サイナイ医科大学の薬理学・システム治療学科で助教授を務めるニコール・アヴィナ博士は、「朝起きたら一番に最低でも250mlの水を飲んで水分補給し、繰り返し使えるウォーターボトルを一日中携帯する」よう勧めている。