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お母さんから”濡れたままの髪で眠るのをやめなさい!“と何度、注意されことがある? そうすると、風邪をひくというのが理由。でも、髪を洗った後にすぐにベッドに入ることは、本当にそんなに悪いことなの?

確かにそう。でも、あなたが考えるような理由ではない。一般的な風邪は、物理的には、寒さではなく、ウイルスによって引き起こされるもの。だから、濡れた髪で寝ることは、鼻詰まりや目のかゆみの直接の原因とはならない。会話中では“冷え”は一般的な表現だけれど、それは風邪症状をもたらす温度のことではなく、寒気が免疫システムの低下をもたらすこと(この分野の研究はまだ確立されてはいないけれど…)。

濡れた髪で寝ることがダメージを与えていることは、確か。髪が濡れているときは、キューティクルが傷つきやすい状態で、濡れている時に強く髪を引っ張ったり、髪をくしやブラシでとかしたりしてはいけないのと同じように、寝返りを打ったり、ベッドに入ったりすべきではない。

そうするたびに、毛幹を伸ばして、破損や分裂のような損傷につながることになる。 でも寝る前に、髪を完全に乾かすのが大変なときもある。じゃあ、いい方法は? それは、シルクの高級な枕に投資すること。細かい繊維は、頭が動く時の髪の摩擦を少なくする。だから、寝る前よりも枝毛が増えた状態で目を覚ますということはなくなるはず。

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Natalie Lukaitis Translation: Kanako Iwaki Photo:Getty Images