デスクワークや日常生活上の癖で、脊椎の支え方を忘れてしまった現代人が、深刻な腰痛に悩むのも無理はない。
これがトレーニングにも現れる。
例えばプランクのポジションで、脊椎がキレイに並んでいれば、お腹、お尻、肩でそれを感じるはず。
何をするにもシューズを履く
私たちは人生のほとんどをシューズを履いて過ごすので、シューズの中で筋肉を疲れさせた後は、足とつま先が自由に動けるように出来るだけ裸足で過ごすべきだとロジャーは主張する。
帰宅したらシューズを脱ぎ、床に色んな姿勢で座ってストレッチ。自分の体の状態と動きを把握して。
トレーニングでも同じことが言える。プランクにシューズが必要なんて誰が言った?
最も重要な動き ― スクワットを怠っている
ロジャーが皆にもっとやって欲しいことといえばスクワット。彼自身、一日10分はスクワットの姿勢を維持しているそう。
でも、彼のスクワットはジムでよく見るタイプではなく、どちらかというと相撲スクワットに近い。子どもがトイレで力む時に、お尻をすごく落とす姿に似ているらしい……。
これは、一日8時間もの座り仕事のせいで肩が丸まったり、腰が硬くなったり、臀部が弱くなったりという問題を食い止めるのに大事な姿勢。