記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がWomen's Healthに還元されることがあります。
記事中に記載の価格は、記事公開当時の価格です。
専門家が直伝！ スニーカーの正しい洗い方
乾燥機に入れるのは絶対NG。
最近は、ランニング用のスニーカーが仕事でもプライベートでも大活躍。その結果、早く擦り切れるのは当たり前。しかも、スニーカーにはセルフケア機能がないため、オーナーの手でいたわってあげないと。でも、スニーカーを洗濯機で洗ったら、ソールが剝がれたりしてダメになった経験は？ よくあることではあるけれど、正しい洗い方さえ習得すれば、こんな不幸も絶対防げる。今回はスニーカーの正しい洗い方をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。
まず第一に、スポーツシューズは“すすぎ”が苦手。「ほとんどのシューズメーカーは洗濯機の使用を勧めません」と話すのは、米国クリーニング研究所シニアバイスプレジデントのブライアン・サンソニ。「洗剤や洗濯機の振動がシューズ、とりわけソールをくっつけているのりにダメージを与えるかもしれないからです」
あなたのシューズが洗濯機に耐えられるかどうかを調べたいなら、メーカーのホームページで“お手入れ方法”をチェックするのが一番確実。仮にOKであることが分かったら？
洗濯機でスニーカーを洗う方法を早速みていこう！
1．こびりついた汚れを落とす。スニーカーケアエキスパートのジェイソン・マルックによると、シューズを洗うのはドライブラッシングで固まった汚れを落としてから（キャンバスシューズの場合は特に）。そうすれば洗濯機で洗っても、蓄積した汚れが染みになりにくい。歯ブラシでこすってもいいし、硬い表面にシューズをたたきつけてもいい。
2．スニーカーを解体する。「洗濯機で洗うなら、シューズのひもとインソールを外しましょう」とサンソニ。
3．洗濯ネットに入れる。「スニーカー本体、ひも、インソールをメッシュのネットに入れてから洗濯機を回しましょう」とサンソニ。これでパーツがバラバラにならないし、スニーカーがドラムの壁に打ちつけられることもない。低刺激の洗剤（液体でもパウダーでも可）を使い、冷水のデリケートモードで洗うこと。
でも、スニーカーは手洗いがベスト
汚れたスニーカーは手で洗うのが一番無難。10分しかかからないので時間の無駄にはならないし、洗濯機を使わなくても最初の2ステップは同じ。そのあとは......
頑張ってこする：柔らかい布か歯ブラシと低刺激の洗剤でスニーカーをこすってから冷水で洗い流す。マルックによると、ニット素材のスニーカーは洗濯液が編み目に詰まりやすいので、2回洗い流した方がいい（ニット素材はデリケートなのでやさしく）。シューズを洗っている間に、水と少量の洗剤を入れたボウルにひもとインソールを浸ける。「そのあとは洗い流して、平らな場所で自然乾燥させましょう」とサンソニ。
プロのアドバイス：マルックいわく白いスニーカーに漂白剤はおすすめできない。重曹の溶液（重曹、お酢、お湯を同比率で混ぜたもの）とブラシで洗って。
スニーカーの乾かし方
スニーカーを乾燥機に入れるのは絶対NG。サンソニいわく、ぬれたシューズにペーパータオルを詰めておくと形が崩れにくい。「新聞紙はインクが生地に付着するので使わないでくださいね」。あとは直射日光を避けて自然乾燥させるだけ。「インソールを戻すのは完全に乾いてからにしましょう」
洗ったあとも臭うなら、シューズ用の消臭剤を
臭いが気になるときは、シューズの内側に重曹を塗りたくり、一晩寝かせておくといい。それでもダメなら、プロが使うシューズ用の消臭剤を買った方がいいかもしれない。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Erin Bunch Translation: Ai Igamoto
関連リンク：ランニングで睡眠の質はどう変わる？
最強有酸素運動ランニングを習慣化するコツ。2020最新ランニングシューズ7
