「鳥のさえずりや自然の音を聴きながら、ヨガをするのが一番心地よい時間です」と話すのは、モデルとして活動する傍らヨガのライセンスも所持しているSAKURAさん。今回は、彼女がヨガで学んだことについて教えてくれた。身につけているのは、アスリートとスポーツの未来のために貢献する「ナイキ」の最新ヨガウェア。

体を動かすことで、生き生きとした本来の自分に

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ブラトップは女性にとっての心地よさを追求した、ミディアムサポートのアレート ブラ。柔らかな肌触りと伸縮性で、スポーツ時も快適に思いのままに動ける。 ブラトップ¥6,099、ウールパンツ ¥18,150

SAKURAさんがヨガの心地よさに目覚めたのは5年前。ヨガのライセンスをとったのは、コロナ禍に入ってから。自分と向き合う時間が増えたので、本格的に勉強をしてみたくなったそう。

「昔から体を動かすことが大好きで、レゲエダンスやトレーニング、ランニングをしていました。なので自分には、外にエネルギーを発散するような運動が合っていると思っていたのですが、今はヨガやメディテーションなど、内面と向き合うことも同じくらい大事だと考えています。私にとって、体を動かすことは無心になれて、モヤモヤとした気持ちをリフレッシュさせてくれるもの。ヨガには前向きな気持ちにさせる『胸を開くシークエンス(ポーズ)』が多く、それをやると本当に気分が晴れやかになります。呼吸が深くなって、生き生きとします」

ヨガの哲学に魅了されている

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ヨガを始めて姿勢が整ったり、呼吸が深くなったりと、体の変化もたくさんあったけれど、一番よかったことはヨガの哲学を知れたことなんだとか。

「私はヨガの哲学がすごい好きなんです。『執着しすぎない、今あるものにも目を向ける』というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。例えば、『お金持ちにならないと幸せになれない』とかも執着。だいたいの人が、過去の後悔や未来への不安とかで、頭のなかがいっぱいになっていて、今にフォーカスする時間が少ないなと思うのです。自分自身もヨガに出会うまでは、将来のことばかり考えて、今の生活にまったく向き合っていなかったです。ヨガを始める前は、自分の呼吸が浅いことすら気づいていなかった。ヨガを始めて、ヨガ後の呼吸が深い呼吸なんだなとわかるようになりました」

今にフォーカスすることの大切さは、ヨガと同じ時期に始めた「畑」の管理からも感じているそう。

「ヨガを始めて、食事にも興味がでてきました。食事制限はしていないのですが、自分の手で育てたものを頂きたいと思い、畑をやっています。私は、農業高校に通っていたので畑の知識は持っていたのですが、ヨガをやり始めたときにちょうどご縁があって。自分が口にするものがどういう環境でできているのかを知れること、手間暇かけて作った野菜のおいしさに感謝ができることがすごく幸せです。最近は、仲間たちと育てた野菜をそのまま調理して食べて、夜は私がヨガをレクチャーするみたいな流れがあるんです。このような時間が今の自分、きっとみなさんもかな? 大切だと思います。今を丁寧に生きている感覚がして好きです」

自分が自分であることを楽しんで観察する

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「ヨガを学んだ私がみなさんに伝えたいことは、『すべては自分の内側にあるということ』と『ジャッジメントする心を捨てること』」と力強く話すSAKURAさん。

「生きていると、自分の外側ばかり意識してしまいますよね。自分の問題とかも外側に探しちゃうけれど、本当はすべて自分の内側にあるんです。そして、みんなの内側には、とっても穏やかなところがあるということは、知っておいてほしいです。その自分は、今の環境にも感謝できているし、そんな自分と向き合うことは豊かです。とにかく、みんながスペシャルだよ! ということを共有していきたいです。『できないからダメ』みたいなジャッジメントする心は捨てて、その状態を楽しむ・観察することを大切にしてほしいです」

今に感謝をして、チャレンジ精神は忘れない

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SAKURAさんは、ヨガの思想を学んだうえで、自分なりに辿り着いた「哲学」があるそう。

「ヨガの考え方とは少しずれてしまうかもしれないですが、今あるものを感謝した上で、向上心を持って頑張ることは面白いですよね。チャレンジしていく自分も好きだし、向上心はあった方が楽しいなって思います。ここが自分の好きなところでもあるのですが、私は『バランスがいい』。昔は柔らかすぎる自分が『パンチが少ないな』と悩むこともあったのですが、今はそんな自分が結構好きかも。私のなかに、『ヨガや畑を楽しむ自分』と『音楽とダンスのパーティーを楽しむ自分』の2つの顔がある。きっとみんなの中にもあるのですが、私は両方大切にしたい。今まではどちらか1つの顔に決めなければいけないと思っていたのですが、自分が心地よくいられるかどうかが重要だと、ヨガが教えてくれました。パーティーが大好きな友人たちもヨガにとても興味を持ってくれているんです。自分のバランス力を駆使して、いろんな生活スタイルを持っている人たちにヨガを伝えていきたいなと思っています」

自然のなかでヨガをするのが好きだから、暖かくてリラックスできるウェアが最適

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トップス¥18,150、ウールパンツ ¥18,150

普段は公園でヨガをしながら、今回話してくれたような人生の価値観について考えるのがお気に入りの過ごし方というSAKURAさん。そんなときのウェア選びの基準は「心地よさ」。

「公園でヨガをするときはほとんどリラックスヨガなので、サポート力よりも心地よさが大事です。ナイキ ヨガの『Therma-FIT ADV』は温度調節する素材なので、ヨガ中、行き帰りも暖かくいられるのがよいですね。ウールの触り心地も抜群で、なんか安心します。さらに、配色もすごい可愛くて気分が上がるし、デイリー使いもできそうですね。家はもちろん、公園や海、山などの屋外でヨガを楽しむのに最適ですね」

彼女の言葉で印象的だったのは、「心地よさ」というキーワード。自分と向き合う時間を大切にしているからこそ、ハッピーマインドに溢れているのだろう。

問い合わせ先/ナイキ カスタマーサービス 0120-6453-77

Photo:Mirei Kuno/Signo 

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。