私の名前はケイティ・ホプキンズ。フロリダ州タラハシー出身で、州のオペレーションコンサルタントとして働く24歳。ケトン体ダイエットを1年でやめてスタンダードな食生活を始めたら、2年も絶たないうちに体重が61kgも減った。その内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。


小さい頃から超アクティブだった私は、1年中スポーツをしていたので、食事内容や運動不足の心配をする必要が一切なかった。でも、大学に入って体を動かさなくなると、体重が増え始めた。

運動でカロリーを燃やす機会がなくなったのに、食生活は変えなかった。ダイエット開始前の最大の課題は、分量コントロールと体重を減らそうという意志の欠落。

2013~2018年の5年間で体重が45kgほど増えた。22歳で体重が過去最大の151kgに。

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Courtesy of Katie Hopkins

転機が訪れたのは2018年7月、実家を離れた時

家族のそばにいたかったのもあるけれど、私には環境の変化が必要だった。景色が変われば、ダイエットを本気で始められる気がした。これを機に自分の健康を自分で何とかしなければ。

慢性疲労にも自分の見た目にもウンザリで、挫折感が友達だった。でも、タラハシーに移ってからはマインドセットを一気に変えて、自分自身にこう言った。「今度こそ本気でやるのよ。絶対やめない。言い訳無用。あなたをゴールから遠ざけるのは、あなただけ」

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Courtesy of Katie Hopkins

まずはケトン体ダイエットをすることにした。数々の成功例を見てきたし、みんな大幅な減量に成功している。ケトン体ダイエットなら食事内容にフォーカスできるし、良いとされる食べ物も好きなものばかりだった。

ケトン体ダイエットの情報はユーチューブから仕入れ、ユーチューバーのアイディア、レビュー、サポートに従った。これで最初の45kgにさようなら。

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Courtesy of Katie Hopkins


6ヶ月前、スタンダードな食生活にスイッチした

ケトン体ダイエットから得られるものは全部得た。そろそろ次のチャレンジを始めよう。そう思い、高脂質・低糖質のケトン体ダイエットから、高糖質の食生活にスイッチ。ケトン体ダイエットほど外出時の制限が多くないので気に入っている。食べられるヘルシーな食品の幅も増えた。

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Courtesy of Katie Hopkins

1日の食事内容

    朝食:サンドイッチ(卵1個、卵白3個分、発芽小麦パン2枚、スライスチーズ1枚、ターキーベーコン2枚)、コーヒー+アーモンドミルククリーム

    昼食:鶏むね肉170g、白米1/4カップ、ブロッコリー1カップ、フェタチーズ

    間食:プロテインバー

    夕食:全粒バンのターキーバーガー、スライスチーズ、ホウレン草サラダ+脂質ゼロのビネグレットドレッシング、フェタチーズ

    デザート:チョコレートプロテインパウダー+アーモンドミルク

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Courtesy of Katie Hopkins

ダイエットを始めた頃は30分のエクササイズを週3~4回していた

食事管理は苦手でも、エクササイズは好きだった。最近はダイエットを始めた頃より運動している。食事管理ができるようになったいま、何よりも大事なのはエクササイズ。ストレス発散になるし、自分を限界まで追い込んで強く、速くなるのが楽しい。

通常は筋力トレーニングを週2~3回、ランニングなどの有酸素運動を週1~2回。ウエイトリフティングで体を強くするのも大好き。

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Courtesy of Katie Hopkins

昔は嫌いだったランニングが生活の一部になった。自分を最大限に追い込めるし、タイムや距離の自己記録を更新するのは最高にうれしい。

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Courtesy of Katie Hopkins

大きな成果を生み出した3つの変化

    ①一貫性:体重は一晩で減らないし、ダイエットをしていれば予定通りに食べられない日も出てくる。でも、その1日を1週間、2週間と続けなければ大丈夫。

    ②好きな物を食べる:ダイエットが成功したのは間違いなく好きな物を食べていたから。喪失感は一切なかった。悪い物は1日中食べ続けるのではなく、1日の上限に収まる程度にすればOK。

    ③インスピレーション:インスタグラムやユーチューブで自分と似た経験をしている人をフォローした。おかげで諦めずにゴールを見据えて走り続けることができた。ダイエットを始めるなら、共感できる人を見つけて。

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Courtesy of Katie Hopkins


1年10ヶ月で61kgの減量に成功

「私には絶対無理」と思うよね。私自身も、太るだけで痩せることなど絶対ないと思っていた。でも、そのマインドセットが痩せられないそもそもの原因だった。何が何でも自分の人生を変えるんだと決めてからは全てが変わった。頭の中のスイッチが入った感じ。

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Courtesy of Katie Hopkins

体重が減ったことで私の人生は大きく変わり、自分を再び愛せるようになった。以前は自分の人生が体重にゆだねられている気がしていたから。体重を減らしたことで本当の自分になれたし、自信もついた。いまなら言える。自分の健康と幸せをコントロールするのは体重ではなく自分自身。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Katie Hopkins, As Told To Emily Shiffer Translation: Ai Igamoto