2010年代後半から始まったスポーツとファッションの融合の流れは、リモートワークの定着とともに定番スタイルに。 スニーカーでの通勤も、スウェットパンツをおしゃれ着として取り入れるのも、当たり前のことになった。とはいえ、サイクリングパンツが流行ったり、長めのソックスが流行るなど、スポーツミックスの中でも「今の気分」は時代とともに変わりゆくもの。2024年春は、どんなスタイルが気分なんだろう？ 今回は、アメリカ版ウィメンズヘルスが提案する、2024年春に挑戦したいスタイリングアイディアを7つ、ご紹介！
オールインワインのフィットネスウェアに注目！
トップスとボトムスのコーディネートで楽しむのもいいけれど、トレンドの最先端をいくならぜひオールインワンタイプのフィットネスウェアにトライしてみよう。ボディスーツタイプのウェアを一枚取り入れるだけで、一気に新しいバランスが実現する。写真のように、上に長めの羽織りを重ねて普段着に取り入れるのもおすすめ。ルルレモンなどのブランドでも、ショートタイツタイプのジャンプスーツが登場している。
男の子みたいなショートパンツがかわいい
ゆったりした男の子みたいなショートパンツにフーディという組み合わせは、そのままフィットネスも楽しめるし、写真のようにトレンチコートを羽織ればデートにだってOK。これまでボトムスはレギンス一辺倒だったという人こそ、ショートパンツを取り入れてみたら手持ちのトップスが新鮮に着こなせるはず。
セットアップは「長めトップス＆短めレギンス」が合言葉
同じブランド、同じシリーズで上下を揃えるのはフィットネスコーディネートの鉄板だけど、今っぽさを出すならレギンスはショート丈、トップスは長めをセレクトしよう。上からお尻が隠れるくらいの大きめブルゾンを羽織れば、ヘルシーな街着としてもヘビロテしそう。まだロングレギンスしか持っていない人は、ショートレギンスを手に入れて！
カラートーンを揃えれば、ジャケットスタイルにもマッチ！
優しいカフェラテ色のブラトップ＆ショートレギンスに、アイボリーのビッグジャケットの組み合わせが春らしいスタイリング。ソックスやシューズも同色系でまとめることで、スポーティなだけじゃない、上品でクールな印象に仕上がっている。ビッグジャケットをスポーティなアイテムと合わせるコーディネートも、この春は気になる。
軽くてたっぷり入る、ムーンバッグが欲しい
ジムに行く時はもちろん、荷物が多い日にも重宝するのがたっぷりサイズのムーンバッグ。 スポーティな印象だけど、カラーやスタイリング次第で通勤用にも使えるはず。両手が楽になるバックパックも便利だけど、今年らしい雰囲気に仕上げるならムーンバッグも要チェック。
シャカシャカ素材のセットアップもショート丈が◎
シャカシャカ素材のパンツといえば脚を覆うロングパンツを想像するけれど、2024年に狙うべきはショート丈のパンツ。ブルゾンもセットアップで揃えれば、そのまま走ることもできるし、カジュアルな街着としても十分通用する。写真のように、ロング丈のアウターを合わせて着こなしてみよう。
スコートをファッションに取り入れよう
テニスウエアとしてお馴染みのミニ丈のスカート。今春はテニスコートを飛び出して街でも活躍しそうな予感。たとえばこんなコーディネート。長めのシャツの裾をスカートからわざとはみ出させるのはいかが？ ポイントは、少しのはみ出しではなく、思い切ってのぞかせること。フィットネスウェアの引き出しと普段着の引き出し、思い切ってミックスのアイディアを考えてみて！
2024年春の旬バランスを作るアイテムLIST
PHOTOGRAPHY: ELLIOT JAMES KENNEDY
FASHION DIRECTOR: SASKIA QUIRKE
MODEL: LAURA AT ANTI AGENCY
GLOBAL EDITORIAL AND BRAND DIRECTOR: CHLOE O’BRIEN
PRODUCTION AND CASTING: SOPHIE LEEN
MAKE-UP: MARY-JANE GOTIDOC USING MAKEUP BY MARIO
HAIR: LEWIS STANFORD AT EIGHTEEN MANAGEMENT USING L’ORÉAL PROFESSIONAL
MANICURIST: TANIA ESPINASSE (@_UGOTNAIL)
PHOTO ASSISTANT: RAFAL WOJNOWSKI
FASHION ASSISTANT: COURTNEY SMITH
『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。
