【速報】厚底forビギナー登場！　あの話題のシューズをいち早くレビュー！

カーボンプレート内蔵のシューズと比べると着地の衝撃が感覚としては柔らかく、その分、スムーズな蹴り上げができる。それによって、前足部に搭載されたズームユニットの反発力をバネのように感じることができた。

反発性：★★★★☆
柔らかめ合成素材プレートとナイキ史上最も優れた反発性をもつズームエアが肝。初心者であっても、蹴り上げる度、ぐっと前に進むのを感じるに違いない。また、エアユニットは、50%の再生素材を使用。環境持続性にも考慮されたナイキのイノベーションだ。

クッショニング：★★★★☆
フォームは「ズームエックスフォーム」と「リアクトフォーム」の初の合わせ技。絶妙なバランスは違和感のない着地感を提供。

安定感：★★★★★
いまだかつてない最高の安定感。着地時の足のブレを感じず、体重移動が驚くほどにスムーズなので、上半身の力みもなくなった。着地が安定するとフォーム崩れがしにくいと言う発見も。フライニットのアッパーはベロなし、ヒールパッド搭載なので、フィット感もグッド。

リカバリー：★★★★★
多くのトップアスリート（大迫傑、設楽悠太、鈴木亜由子など）がコメントした通り、”自然にスピードが上がっていく”感じは誰もが体感できるこのシューズの最大の特徴。体が疲れてくる後半でも、踏み込み・蹴り上げに意識を向けると、自然とスピードに乗れた。オフセットが10mm（アルファフライは8mm）と傾斜もあり、体幹がないランナーであってもスムーズな踏み込み、蹴り上げができるのでは？　と感じた。

体幹を重視されがちなカーボンプレート系のシューズは、着地時の反発力の感じ方にも個体差があるということも。このシューズは、優しい着地感にもかかわらず、大きな推進力も十分に感じられた。体幹・筋力・スタミナなど、パワー部分に不安のある女性ランナーや初心者にもオススメしたい一足だ。