この冬の山滑りには、スノーボードではなくスキーを選んだ方がいいかもしれない。生活の質に関する応用研究誌『Applied Research in Quality of Life』に掲載された論文によると、たまに滑るだけでも「楽しい」「夢中になれる」と報告する人は、スノーボーダーよりスキーヤーに多いそう。この内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

この論文の研究チームは、韓国の3つのスキー場で計279名の訪問者を対象に、スノーボードかスキーのいずれかを行った際の楽しさと心理学用語でいうフロー(目の前の活動に時間を忘れるほど集中している状態)のレベルを調査した。その結果、スキーヤーにはスノーボーダーよりも「楽しい」「夢中になれる」と答えた人が多かった。これは恐らく、スキーがもたらすフローレベルが高いから。しかも、この効果は1シーズンに1~2回滑るだけでも得られるそう。

この冬をフィットに過ごしたいなら、賢明な選択を。どちらも素晴らしいワークアウトではあるけれど、幸福度ではスキーの勝ち。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Casey Gueren Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。