マスク、スマートフォン、PC、ガムが顔の大きさに影響するの? 顔とは関係ないと思いがちな姿勢の悪さまでも、顔が大きくなる悪習慣に。いつの間にかデカ顔にならぬよう、日常生活の見直しをしよう! 今回は、小顔サロンKADOMORIの角森脩平総院長による『1キロもやせていないのに小顔になれる! 顔面縮小マッサージ』から、NG習慣をご紹介。

生活習慣で顔の大きさが変わる?

「長引いたマスク生活ですが、マスクは耳の後ろがひもで引っ張られ、マスクで覆われている顔の筋肉が下方に流れてしまいます。口を大きく開けて話さなくなるので、口のまわりの口輪筋が衰え、口元のたるみやほうれい線の原因に。スマートフォンやPCなどを長時間、うつむいたまま使用し続けるのもNG。顎を上げる筋肉が硬くなって衰え、二重顎の一因に。口の片側でかむガムも大敵。口輪筋や頬筋などに偏りが出ます。片足重心、脚組み、猫背などの姿勢が悪い状態だと、骨盤がゆがみ、背筋や背骨もゆがんで、左右のバランスが崩れます。背骨の上に顔と頭があるため、連鎖的に顔がゆがみ、デカ顔になってしまうのです」

デカ顔になる?! 生活習慣チェックリスト

もしかして無意識のうちにデカ顔になってしまうことをやっているかも......。チェックリストの項目はNG習慣ばかりですので、やらないよう気をつけましょう。意外に多いむくみを招く行動。食いしばりもデカ顔に。下記の13項目を読んで、当てはまる項目にチェックを入れてみて。

□ ガムをよくかむ

□ スルメなど硬いものをよく食べる

□ 食事は濃い味が好き

□ あまり水分を取るほうではない

□ お酒をよく飲む

□ 慢性的に睡眠不足

□ 高さが高めの枕を使っている

□ 上下の歯が常に触れ合っている

□ 片側の歯だけを使って食べ物をかむ

□ PCを使う長時間のデスクワーク

□ 人に会わないテレワークが多い

□ 運動はあまりしない

□ 日々ストレスを感じている

・1~3個当てはまる人
それほどデカ顔にはならない生活を送れています。これからも上記の項目が少ない生活を心がけましょう。

・4~6個当てはまる人
デカ顔になるかもしれない生活です。あらためてチェック項目を見直して、改善できるところから実践していきましょう。

・7~9個当てはまる人
デカ顔になる可能性が高い生活です。チェックした悪習慣を根本から直して、生活を立て直しましょう。

・10~13個当てはまる人
すでにデカ顔になってしまっているようです。いくら顔だけをケアしても、生活習慣を治さなければ努力も無駄になってしまいます。

「姿勢や表情、かみ方の癖には要注意。筋肉は使わないと硬くなる性質があります。リンパ液は筋肉のポンプ作用によって流れが促されるため、筋肉が硬くなるとリンパ液の流れも滞ります。その結果、老廃物がたまり、むくみやたるみを招くのです。お酒や塩分を取りすぎている人、逆に水分をあまり取らない人、そして運動不足や睡眠不足の人もむくみやすくなります。また、口を閉じているときに上下の歯は触れ合っていないのが通常の状態。触れ合っている人は食いしばりの癖があり、咬筋が発達しすぎてデカ顔に。食いしばりはストレスが原因のことも多いため、なるべくストレスを解消しながら健康的な生活を心がけましょう」

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角森脩平(かどもり・しゅうへい)

株式会社カドモリ代表。シンクロ矯正KADOMORIR 大阪サロン、代官山サロン(東京)、名古屋サロン、福岡サロンの総院長。自身も第一線で施術する傍ら、海外での施術、メディアなどにも多数出演。世界6階級制覇ボクサー マニー・パッキャオ選手をはじめ、ニューヨーク、ハリウッド、ビバリーヒルズ、上海、パリ、香港、シンガポール、ドバイなど、世界中に顧客を持ち、日本の技術を世界に発信している。

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。