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離婚当時の心境を率直に語った16人のセレブたち

傷ついた心が癒えるまで。

By Chloe Burcham and
a couple of women posing for the camera

離婚は決して簡単なことじゃないし、そのプロセスの真っただ中にいるときはものすごく孤独に感じる。でも、離婚を経験する人は意外と多く、最新のデータによると、イングランドとウェールズでは夫婦の42%が最終的に別々の道を選ぶ。

そして、離婚という波乱のステージを乗り越える過程では、他の人の経験談が精神的な支えとなる。

そこで今回は、離婚を決めた瞬間からトンネルの先に光を見い出し、心の傷を癒すまでのプロセスをオープンに語ってくれた16人のセレブたちをイギリス版ウィメンズヘルスから紹介したい。

1.アデル

65th grammy awards deadline photo room
Alberto E. Rodriguez//Getty Images

2021年10月、『Vogue』誌とのインタビューの中でアデルは「2人のうちのどちらかが過ちを犯したわけじゃない。ただ、私にはもう結婚生活が合わなかった。(そのまま結婚生活を続けて)多くの知人と同じような末路を辿りたくないと思った」と離婚当時の心境を語っている。

「お互いを傷つけたわけじゃないけれど、私は自分が本当に愛し愛されている姿を息子に見てほしかった。私にとっては、それが本当に大切なこと」

「いまの私は真の幸せを見つけるための旅の途中」

2.クロエ・カーダシアン

celebrity sightings in new york city may 16, 2023
Raymond Hall//Getty Images

2013年にラマー・オドムと別れたクロエは「あの頃が懐かしい。一緒の時間もいまでは思い出。あの頃の思い出は、いつまでも取っておきたい」と『Complex』誌に語っている。

「確かに当時が恋しいし、すごく感傷的になったり悲しくなったりするときもあるけれど、私たちには離婚しなければならない理由があった。時間が経てば分かるはず。いつか誰かが答えをくれると思うから」

3.ジェニファー・ロペス

elle's women in hollywood celebration arrivals
Kayla Oaddams//Getty Images

ジェニファーにとってマーク・アンソニーとの離婚は「これまでの人生で一番残念な出来事」だった。

「あの結婚生活をうまくいかせようとしているうちに、自分の道を少し見失ってしまった感じ。3度目の結婚を失敗に終わらせたくなくて……あの結婚生活に全身全霊をかけたけれど、その過程で自分が誰かを忘れてしまった」と『People』誌に語っている。

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4.ダヴィーナ・マッコール

lady garden family challenge 2023
Dave Benett//Getty Images

ダヴィーナは『Good Housekeeping』とのインタビューの中で離婚当時の心境を打ち明けた。

「私は50歳の夏にマシューと別れたけれど、当時の私は本当の意味で人生の移行期にいた。別れてもなお同じ家に住むのは気まずかったし、お互い前に進んでいない曖昧な状態だった」

「そこを出て自分の家を借りたときは、やっと人生の新しいステージが始まる気がした。『よし、これで2人とも前を向ける』と思った。あれは本当に私の人生を変えるような出来事だった。それ以来、私は自分の生活をシンプルにしてスケールダウンするようにしてきたけれど、いまのところ、すごくうまくいっている」

「友達が離婚の渦中にいるのなら、その人が大丈夫そうに見えても支えてあげて。よく考えずに離婚する人はいない。離婚を“早まる”ということはない。離婚は大ごとで本当に大変だから、支えになってあげてほしい」

5.ヒラリー・ダフ

2023 vanity fair oscar party hosted by radhika jones arrivals
Leon Bennett//Getty Images

ヒラリーはポッドキャスト『The Love Bomb』の中で元夫マイク・コムリーとの破局について振り返り、「私たちは夫婦間の問題に慎重かつ愛を持って対処したと思うけれど、結婚は神聖なものであり、万人に向いているわけじゃない。結婚には努力が必要。結婚するというのは本当に大変なこと」と語った。

6.ルイーズ・レドナップ

the brit awards 2020 red carpet arrivals
Jim Dyson//Getty Images

ルイーズ・レドナップは自伝『You've Got This』の中で、ジェイミー・レドナップと離婚したときのことを次のように書いている。「ポジティブな気持ちを失いたくないと思った私は、誰かに止められる前に走った。風に吹かれるまま、できるだけ早く走った」

「そして、やっと後ろを振り返ったときには遅すぎた。1分でも立ち止まり、人の気持ちを考えるべきだった。もう少し時間を取って、自分にはもう結婚生活が続けられないと思う理由を考えるべきだった」

「そうしなかったことが悔やまれる。走ることを考えている人に言いたい―落ち着いて。走らないで。あまり速く走りすぎると、もとの場所に戻れなくなる」

「足を止めて、言うべきことを言って、思っていることを口にして、自分の中で起きていることを恐れずに話してほしい。黙っている必要はない」

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7.ジェナ・ディーワン

cult gaia re24 runway show
Steven Simione//Getty Images

ジェナ・ディーワンはスティーブ・カジーと婚約する前の2018年、『Harper's Bazaar』誌とのインタビューの中でチャニング・テイタムとの離婚に触れた。

「面白いことに、私のキャリアは(テイタムとの)結婚や別居とは100%無関係。私はいつも妻であることに満足していた。私たちはポジティブなエネルギーに溢れているし、エヴァリーにとって最高の両親になる努力をしながら互いに支え合っている」

「私は人生の新しい章の始まりに心から喜びと自由と興奮を感じている。ああしたい、こうしたいというこだわりは一切ない。何事にもオープンな気持ちでいるし、希望を感じる」

8.グウィネス・パルトロウ

2023 cfda fashion awards
Udo Salters//Getty Images

グウィネスが『The EDIT』誌に語ったところによると、彼女はコールドプレイのクリス・マーティンとの離婚を「ポジティブなものにしたかった」そう。

「だから、相手を一切責めることなくすべて自分の責任にしよう、自分のケ〇は自分で拭いて子供を何より優先しよう、元夫の良いところを思い出して友情を育もうと思った」

9.アンジェリーナ・ジョリー

uk gala screening of marvel studios' "eternals"
Gareth Cattermole//Getty Images

アンジェリーナ・ジョリーはブラッド・ピットとの離婚の詳細を公にしていない。でも、『Vanity Fair』誌には一度だけ「これまでの人生で一番つらい時期だった。いまは家族を癒やすために頑張っているところ」と言い放ったことがある。

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10.ジェニファー・ガーナー

los angeles premiere of netflix's "family switch" arrivals
JC Olivera//Getty Images

ジェニファー・ガーナーとベン・アフレックの離婚騒動は、ベンがアルコール依存症であることをハワード・スターンに打ち明けたことで再度注目を浴びている。でも、ジェニファーは母親の立場から「一番大事なのは子供たち。あの子たちに望むことに関しては、私たちの意見も完全に一致している」と『Vanity Fair』誌に対して語った。

「娘の結婚式で夫と踊るという夢は確かに破れたけれど、彼が部屋に入ってくるときの子供たちの顔を見れば、あなたもきっと、自分の子供が純粋に心から愛する人とは友達でいようと思うはず」

11.メアリー・J・ブライジ

honeyland festival
Nicholas Hunt//Getty Images

米トーク番組『Good Morning America』に出演したメアリーは、音楽プロデューサーのマーティン・“ケンドゥ”・アイザックスとの離婚について語り、「もうダメだと思ったのは私が何十回、何百回頼んでも、お互いに尊重し合う関係が築けないと分かったとき」であると打ち明けた。

「無駄骨を折っているような感じだった。自分が相手を尊重しても尊重してもらえないなら、前に進んで自分を自分で救うしかない」

12.エヴァ・ロンゴリア

bafta tea party arrivals
Gilbert Flores//Getty Images

2013年にトニー・パーカーと離婚したエヴァ・ロンゴリアは米健康系トーク番組『The Dr. Oz Show』に出演し、その経験が自身のメンタルヘルスに与えた影響を率直に語った。

「私には、うつになっている自覚がなかった。悲しんでいる自覚はあっても、うつだとは思わなかった。楽観主義者の自分がうつになるなんてありえない、うまくいかなかったのは仕方ないから前に進もう、大丈夫と思っていた」

この番組の中でエヴァは離婚が体に及ぼした被害についても語った。「あの頃は、たぶん人生で一番人に褒められた。まともに食べていなかったから、すごく痩せていたのよね。とにかく落ち込んでいたし、悲しくて、食事代わりにコーヒーばかり飲んでいた。周りから『すごくキレイ、離婚して正解だったね』と言われるたびに『こっちは気分が悪くて全然力が出ないのに』と思っていた」

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13.ジェニファー・アニストン

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Jeff Kravitz//Getty Images

ジェニファー・アニストンとブラッド・ピット(通称ブラニストン)は、2005年に別々の道を選んだ。

その後、ジェニファーは『Vanity Fair』誌に対し、次のように述べている。「深い悲しみには多くの段階がある。何かが終わりを迎えるというのは悲しいこと。自分の心に亀裂が入り、隠れていた感情が顔を出す。痛みは避けようとすればするほど強くなるもの。私は、大衆の面前で人間らしいことを経験している1人の人間。本当は人に見られたくないけれど。この試練を乗り越えるために必死で頑張っている」

また、離婚の過程では仲間の存在に大いに助けられたそう。「友達が来てくれた。20年来の女友達も。辛いことがあったときは、みんなで集まって励まし合う」

14.マライア・キャリー

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RB/Bauer-Griffin//Getty Images

マライア・キャリーとニック・キャノンは、2014年に別居して2016年に離婚した。

その後、マライアは『Complex』誌に対し、「子どもができてから別れるなんて思ってもみなかった。『はい、よく頑張りました。では、振り出しに戻りましょう』みたいな感じ。でも、生きていればいろいろある。最初からこうなる運命だったと思う」と語っている。

15.リース・ウィザースプーン

the 29th critics' choice awards arrivals
Gilbert Flores//Getty Images

映画で共演したライアン・フィリップと2008年に離婚したリース・ウィザースプーンは、同年の『Parade』誌に対し「人生には、なかなか折り合いをつけられないことがある。例えば離婚」と複雑な心境を吐露した。

「ときどき、あんなことになった理由が分からなくなる。人のせいにするのは簡単。でも、人を嫌ったりネガティブなことを考えたりする暇はない。私にそんな余裕はない。自分が間違った選択をしたのなら、その責任は自分で取るべき」

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16.ハイディ・クルム

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Gilbert Flores/Golden Globes 2024//Getty Images

2012年のシールとの離婚について、ハイディ・クルムは『Elle』誌に対し、次のように述べている。「いまの私は台風の目の中にいる感じ。まず、自分の体の中にある感情が台風でしょう? そして、私が望むか望まないかにかかわらず狂気の沙汰を繰り返す外の世界もまた別の台風。でも、人生はそのくらい辛いもの」

「こんなことが自分の家族に起きてほしかったわけじゃない。でも、私たちはみんな健康だから、前を向いて生きていける。誰かが大きな病気になったら、そんなこと絶対あってほしくないけれど、それこそ問題。私は離婚なんて嫌だった。みんなだって嫌だったけれど、(家族が健康を失うことに比べれば)小さな問題」

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Chloe Burcham Translation: Ai Igamoto

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伊賀本 藍
翻訳者

ウィメンズヘルス立ち上げ直後から翻訳者として活動。スキューバダイビングインストラクターの資格を持ち、「旅は人生」をモットーに今日も世界を飛び回る。最近は折りたたみ式ヨガマットが手放せない。現在アラビア語を勉強中。 

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