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あなたのテイストは星に刻まれている。
オーストラリアのCellarmasters発行のワイン愛好者向けレポート『In Vino Stats Veritas』によると、売上データから星座によるワインの好みの違いが読み取れるという。その内容をオーストラリア版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

Cellarmastersのセラーディレクターを務めるクリスティーン・リケッツは、「顧客動向の分析データに過去12か月の注文内容を照合したところ、星座によってワインの好みが異なることが特定できた」 と語る。

その結果がこちら。

おひつじ座 (3月21日~4月19日)

おひつじ座は自由奔放。衝動的で率直且つ勇敢であると同時に、大胆不敵でエネルギッシュな星座としても知られている。

おひつじ座にとっては毎日がお祝いなので、他のどの星座よりもシャンパンを好んで飲むこともさほど驚きではない。

赤ワインではバロッサバレー (オーストラリア) のフルーティーなカベルネ、白ワインではマールボロ (ニュージーランド) のソーヴィニヨンブランがお好き。

おうし座 (4月20日~5月20日)

頼りがいがあり、寛大で現実的なおうし座は、時に身勝手で頑固な怠け者。

おうし座が 「地」 のサインであることを考えれば、主張が強くどっしりとしたバロッサバレー (オーストラリア) のシラーズを好むのも納得。メルローを一番飲むのもこの星座。

白ワイン派のおうし座のお気に入りは、マーガレットリバー (オーストラリア) のシャルドネかハンターバレー (オーストラリア) のセミヨン・ソーヴィニヨンブラン。

ふたご座 (5月21日~6月20日)

頭の回転が速く、表現豊かなふたご座は二つの顔を持つことで有名。陽気で社交的だと思いきや、突然シリアスになって落ち着きを失くす。

そのそわそわした側面が前に出たのか、ふたご座は他のどの星座よりも輸入物の赤ワインを好む。特に、サンジョヴェーゼ (イタリア) で生産されたものに弱い。

おうし座と同様、白ワイン派のふたご座は、南オーストラリア産の力強いシャルドネか、マールボロ (ニュージーランド) の爽やかなソーヴィニヨンブランに夢中。

かに座 (6月21日~7月22日)

非常に繊細で情緒豊かなかに座には、人に対する思いやりがある。

恐らくその繊細さから、栽培が難しく軽い口当たりの赤ワインのピノノワールを好む。

白ワインに関して言えば、かに座はリースリングワインの大ファン。またまた栽培が難しく、さっぱりとしたドライな口当たりで知られるエデンバレー産 (オーストラリア) のリースリングが特にお気に入り。

しし座 (7月23日~8月22日)

スポットライトを浴びるために生まれてきたのがしし座。行動派で、人からの愛と称賛なしでは生きられない。

そんなしし座が、ユニークで主張が強くフルーティーなマクラーレンヴェールのメルローを赤ワインに選ぶのはもはや当然。マクラーレンヴェールはオーストラリアで最高のメルローの産地として知られている。

白ワインには爽やかでフルーティーな味を好み、他のどの星座よりもリースリングを飲む。マールボロ地方 (ニュージーランド) のピノグリとソーヴィニヨンブランもお気に入り。

おとめ座 (8月23日~9月22日)

他の星座と異なり、おとめ座は人の注目を浴びることを嫌う。働き者で心優しいこの星座は、分析的な思考も併せ持つ。

赤ワイン派のおとめ座はエレガントで控えめなクレアバレーのシラーズ、白ワイン派のおとめ座は南オーストラリア産のさりげないピノグリを好む。

料理に合う、オーストラリア自慢のスパークリング赤ワインであるスパークリング・シラーズを一番飲むのもおとめ座。様々なシーンで役に立つこのワインは、実用的なこの星座にピッタリと言える。

てんびん座 (9月23日~10月22日)

自分より人を優先するてんびん座は親切で優しく、穏やかで愛情もたっぷり。

おそらくその愛情の豊かさゆえに、てんびん座が選ぶのはブレンドワイン。赤ワインにはカベルネソーヴィニョンを好むてんびん座は、単一品種のカベルネソーヴィニョンには他の星座にはないこだわりをみせる。

白ワイン派のてんびん座は、オーストラリアのセミヨン・ソーヴィニヨンブランかスパークリングワインがお好き。

ロゼを最も好む星座でもあり、フランスのドライロゼが一番のお気に入り。

さそり座 (10月23日~11月21日)

情熱的なことで知られるさそり座。強い意志に突き動かされ、野心家で献身的。

赤ワインには、飲み応えのあるバロッサバレー (オーストラリア) のシラーズを選ぶ。ロゼも大好きで、さっぱりしたフランス産のロゼよりも、南オーストラリアのフルーティーなロゼを好む傾向にある。

白ワインでは、マーガレットリバー (オーストラリア) の風味豊かなシャルドネを冷やして飲むのがさそり座の定番。

12星座の中で最もスパークリングワインを好み、南オーストラリアかタスマニア産のスパークリングワインには目がない。

いて座 (11月22日~12月21日)

自由な精神の持ち主であるいて座は、勇気があって非常に楽観的。我慢が苦手で向こう見ずなことでも知られる。

かに座の次にピノノワールをよく飲み、ニュージーランドのマールボロ産をご贔屓にしている。

白ワインには、南オーストラリア産のピノグリかシャルドネを選ぶ。

やぎ座 (12月22日~1月19日)

最も意志の強い星座と言っても過言ではないやぎ座は、野心家で現実的であると同時に人助けが好き。自分に自信があり、思慮深く見識高い。

統計において、やぎ座が一際目立つのはその自信からか。12星座の中で最も白ワインを好み、シャルドネをこよなく愛する。単一品種のシャルドネを最も多く飲むのもやぎ座。自分の好みは分かっているのだ。

赤ワインを飲むなら南オーストラリア産のシラーズ、続いて同じ産地のフルーティーなメルロー。マクラーレンヴェール (オーストラリア) のフルーティーなロゼもお気に入り。

みずがめ座 (1月20日~2月18日)

頭が柔らかく自立心旺盛なみずがめ座には、予測不能で考えすぎる傾向がある。自分流にやることが好きなリーダータイプの空想家。

ワインとなれば、まず赤を選ぶみずがめ座の半分以上は、単一品種の中でも特にシラーズを好む。これは、頭を使って分析することが好きなみずがめ座の性質によるものかもしれない。あらゆる種類のシラーズを試した結果、オーストラリア産のシラーズに夢中になったようだ。

白ワインでは、マールボロ (ニュージーランド) かアデレードヒルズ (オーストラリア) のソーヴィニヨンブランを選んでいる。

うお座 (2月19日~3月20日)

寛大で情け深く、世話好きで誠実。そんなうお座は他のどの星座よりも直感的で、芸術的な才能を発揮することもしばしば。

うお座の多くは白ワイン派で、ニュージーランド産のソーヴィニヨンブランの大ファン。マーガレットリバー (オーストラリア) で作られたセミヨン・ソーヴィニヨンブランにも弱い。

赤ワインにはオーストラリアのクナワラ産。ラインストーンコースト (オーストラリア) のカベルネブレンドもお気に入り。

この記事は当初、Better Homes and Gardensに掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Nikki White Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images