モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、デオドラント効果抜群のアロマをご紹介します。
今日はこれからの汗ばむ季節に是非持っておきたいデオドラント効果抜群のアロマを3つ紹介したいと思います。
その3つは、ペパーミント、ベルガモット、レモングラスです。
この3つのアロマは皮脂を栄養として増える雑菌たちを殺菌消毒し、ニオイ菌が湧きにくい状態へと肌を導いてくれる働きがあります。
どのアロマも殺菌&抗菌機能が優れているのでデオドラントのみならず、お部屋で清潔を保ちたい水回りや空気中のウィルス退治してエアーフレッシュナーとしても生活にお役立ちしますよ。
それではまずペパーミントから見ていきましょう!
ペパーミントはガムや歯磨き粉などのお口のケアに使われることも多いので日常に馴染みのある香りですね。
料理でもラム肉や魚料理などで癖のある風味のものに対して臭み消しとして使われるなど、古くから人々の生活に馴染み深い植物です。
ペパーミント独特のスッとする成分「メントール」が抗菌&消臭に良く働き、メントールはデオドラントだけでなく虫が嫌いな香りでもあるのでアリやゴキブリ避けにも効果が期待できると言われています。
香りも爽やかで使いやすい精油の一つでもあると思うのでアウトドアで過ごす際には是非とも持ちたい精油ですね。
次にベルガモット。
ベルガモットは紅茶のアールグレイの香りつけに使われるので、なんとなく知ってる香りという方も多いのではないでしょうか?
柑橘の精油の中でもとりわけ大人向きで甘さが少なく、爽やかさが引き立つアロマの一つです。
そんなベルガモットの香りは漠然とした不安や、知らず知らずに溜め込んだストレスから心を開放し、穏やかでバランスのとれた精神状態に戻してくれると言われています。
その一方で抗菌&抗ウィルス作用などもあり、とりわけ黄色ブドウ球菌に対しての殺菌作用がすぐれています。
これからの時期は食中毒にも気をつけたいところでもあるので台所を始めとする水回りで活躍しそうですね。
最後にレモングラス。
レモングラスは精油よりもハーブとしてトムヤンクンの香りつけに使われたり、ハーブティーとして飲まれることもあるのでハーブの方が有名かもしれません。
精油でもハーブでもレモングラスには強い殺菌&抗菌効果があるので、精油をスキンケアに使うことで消臭効果、皮膚を清潔に保つ働きが期待できニキビ&吹き出物といった皮膚トラブルの予防に役立ちます。
一方ハーブとして食事に取り入れることで消化を促し消化不良のトラブルを改善したり、デトックス効果や血行促進効果など身体に嬉しい働きが沢山ですね。
デオドラントだけでなくそれぞれのアロマにはお悩みに応じて色んな働きや、使い方があるので、是非とも皆さんの生活に取り入れてみてくださいね。
Text&Photo:Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/