モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、嗅覚を刺激して燃焼体質へと導くスポーツアロマコロンの作り方をご紹介。
さて今日は秋フィットネスシリーズ第三弾! フィットネス効果を高めるアロマコロンを作ります。
このアロマコロンは運動前に身につけることで嗅覚から神経にアプローチ!
交感神経の働きが活発になり、身体をバーニングモードに切り替え、より効率的に脂肪を燃やし排出する魔法のコロンです。
それでは早速レシピを確認して行きましょう!
【材料&機材】 1本15ml 所要時間:15分 保存期間:冷暗所にて6ヶ月
・無水エタノール……12ml
(アルコールがダメな方はエタノール、精製水を全てホホバオイルに代えてください)
・精製水……2ml
・精油……メイチャン2滴×グレープフルーツ2滴×ローズマリー2滴×フランキンセンス3滴×ジンジャー2滴
(精油は4滴~30滴まで )
道具:計量ビーカー、容器
【作り方】
1)全ての道具を消毒したら、ビーカーで無水エタノールを計量します。
2)別のビーカーに精製水を計量します。
3)エタノールの入ったビーカーに精油を入れて軽く混ぜます。
(※今回は精油のバランスを決めていますが、お好みの香りのバランスを調香紙を使って調香します)
4)エタノールが入ったビーカーに精製水入れ、軽く混ぜます。
5)容器に移して1週間程冷蔵庫に置き、アルコール臭を飛ばします。
1週間経てコロンをふった時にアルコールの匂いが無ければ完成です。
(1週間たってもアルコール臭が気になる時は、もうしばらく冷蔵庫におきましょう)
「嗅ぐだけで脂肪が燃える!」なんて魔法のように思うかもしれませんが、私たちは香りを嗅いでリラックス&リフレッシュしたり、集中力が高まったりしますよね。
例えばご飯の香りを嗅いで空腹感が煽られたり、料理が完成した頃に満腹な気分になったりしませんか?
これらは嗅覚から香りが刺激となって自律神経に働きかけるためです。
ですので、香りを嗅ぐと脂肪が燃えるというのも、自律神経の働きが脂肪にアプローチするので嘘のような本当の話なんです。
アロマでダイエットといえば一番に挙げられるのがグレープフルーツです。
柑橘系のアロマは、リンパや血流の流れをよくする働きがあるのですが、その中で最も有名なのがグレープフルーツです。
グレープフルーツの成分には脂肪燃焼率を高めてくれる効果があり、交感神経を活性化させて身体をやる気モードに切り替えてくれるのです。
メイチャンの柑橘の香りは、グレープフルーツと相性もよく、フレッシュな空気を演出し、モチベーションを上げてくれます。
身体がフィットネスモードになったら、そこに更にサイプレスとローズマリー、ジンジャーを追加しましょう。
これによりフィットネスで巡りの良くなった身体は更に血行がよくなり、身体も温まるので脂肪が燃えやすい環境に。老廃物をグングン押し出すデトックス効果が期待できます。
コロンは使う精油の数が多いですが、作り方はいたって簡単です。
秋空のもとフレッシュで爽やかな香りに包まれながらのフィットネスは、気分があがること間違いなしです! ぜひ皆さん作ってみてくださいね。
Text&Photo:Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/