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モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、マッサージに最適なボディミルクの作り方をご紹介します。

フィットネス効果を高めるアロマケアシリーズ第五弾は、効率的に疲労回復するボディミルクです。

“フィットネスを頑張った次の日に筋肉痛が酷くてたまらない”“しっかり眠っても身体から疲れが抜けない気がする……”なんてことありませんか?

その疲れや痛みは放置すると身体の故障や余計なお肉に変わってしまいます。

フィットネス後の疲れはその日のうちにきちんとケアをして、余計なものを溜めない軽やかな身体を作りましょう。

それでは早速レシピを確認していきましょう!

【材料&機材】1本90ml所要時間:30分 保存期間:冷暗所にて3ヶ月

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・精製水……65ml

・マカデミアナッツオイル……10ml

・セサミオイル……10ml

・エマルシファイイングワックス……5g

・ビタミンEオイル……2ml

・精油……ゼラニウム 2滴× サイプレス4滴(精油は多くても10滴まで)

道具:計量器、計量ビーカー、容器、ミルククリーマー、スプーン

【作り方】

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1)全ての道具を消毒し、セサミイオルとマカデミアナッツオイルを同じビーカーに入れます。

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2)耐熱カップに計量したワックスを入れます。

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3)別のビーカーにビタミンEオイルを計量します。

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4)新たなビーカーに精製水を計量します。 

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5)ビタミンEオイルと①で混ぜたオイルをワックスの入った耐熱カップに入れます。

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6)精製水と⑤のカップを湯煎にかけ、ワックスが溶けるまで湯煎します。

(湯煎温度は水の状態から小さな気泡が鍋底につくくらいの温度でキープします)

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7)湯煎でワックスがきれいに溶けたら鍋を火からおろし、オイルの入ったカップに3回に分けて精製水を注いで混ぜていきます。

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8)空気を練り込むように上下左右にミルクリーマーを動かしながら混ぜます。

カプチーノ状態の泡で、カップから溢れそうな時は、軽くカップを机に叩きつけて気泡を抜きます。空気が抜ける時は大きな泡が表面に立ちます。

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9)10~15分ほど混ぜ続け、混ぜる手を止めた時に乳液が2層に分離しない状態になれば完成です。

写真の状態は二層に分離しているので、その時はもう一度よく混ぜましょう。

乳液完成の目安は人肌程度に暖かく、とろみを感じられる水っぽさがある状態です。

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10)完成した乳液に精油を入れます。この時に表面がカプチーノ状態でも混ぜる手を止めて分離しなければ問題ありません。

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11)乳液を容器に移します。

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12)容器に移した乳液を最後に思いっきり振って完成です。

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乳液が温かいうちは、アイスパックで冷やしながら振ってあげるととろみがつきやすくなります。

ミルクローションには肌への浸透性がピカイチに高いマカデミアナッツオイルと、毒素排出効果が期待できるセサミオイルを用いてサラリとした使い心地に仕上げていきます。

アロマは心身をリラックスモードに導くゼラニウムなど、フローラルの香りが頭と身体をお休みモードに切り替えてくれます。

「身体のオンとオフをきちんと切り替えること!」。これは脂肪が燃える身体作りに欠かせない条件です。

また、これらの精油には血液循環や、リンパの流れをスムーズにしてむくみや老廃物を積極的に排出するデトックス効果が期待できます。

フィットネスを頑張った分だけ、疲労も労った分だけきちんと身体は答えてくれます。

秋の夜長、優しく心と身体を労わるひと時にオススメアイテムなので、ぜひみなさん作ってみてくださいね。



Text&Photo:Yumiko Hara

Headshot of 原裕美子
原裕美子
モデル、アロマテラピー・インストラクター

モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/