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モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、真冬の乾燥対策に心強い、濃厚なフェイスクリームの作り方をご紹介します。

クリスマスも終わるとも2017年もいよいよオールラスト!

2017年最後の更新になるアロマコンシャスライフは、濃厚リッチなフェイスクリームです。これは、冬の冷たい空気と乾燥からお肌にバリアを作るように守ってくれるアイテムです。

今回は“濃厚リッチ”がテーマなので、肌へのご褒美としてオールスターな材料をたっぷり使って作ります。

それでは早速レシピを確認していきましょう。

【材料&機材】

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・アボガドオイル……10g

・スイートアーモンドオイル……30g

・シアバター……40g

・ビタミンEオイルオイル……2ml

・蜜蝋……6g

・精油……ローズ2 ×ゼラニウム3 (精油は多くても8滴まで)

道具:計量器、計量ビーカー、耐熱マグカップ、スプーン、ミルクリーマー、容器

【作り方】1個80g 所要時間:40分 保存期間:冷暗所にて4ヶ月

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1)全ての道具を消毒し、シアバターを耐熱カップに計量します。

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2)(1)のカップに蜜蝋を計量して入れます。

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3)ビーカーにスイートアーモンドオイルとアボガドオイルを計量して入れます。

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4)別のビーカーにハーブチンキを計量します。

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5)(3)のオイルをシバターの入った耐熱カップに入れて、ハーブチンキと一緒に湯煎し、バターと蜜蝋を完全に溶かします。(バターはスプーンなどで軽く混ぜながら溶かすと早く溶けます)

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6)完全に溶けたら火から下ろし、オイルのカップにチンキを3回に分けて注ぎ入れます。

(2、3回目を入れるタイミングは、ミルクリーマーでオイルとチンキが馴染んだように感じたタイミングです)

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7)ミルクリーマーでチンキをオイルに馴染ませ、空気をオイルの中に送り込みながら粗熱を取ります。

(オイルの温度が高く、混ぜ続けてもサラサラの状態が続く時は、アイスパックを下に仕込むと急速にクリーム状になります

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8)チンキを3回目に分けて注ぎます。最初は茶色の色味が強いクリームも、空気を含んでクリーム色になれば、クリーマーで混ぜるのを止めます。

(7割程クリーム色になれば完成です。コップの縁が白くなって乳液状のとろみがついている段階になったら混ぜるのを辞める目安です)

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9)完成したクリームにビタミンEとオイルと精油を入れて、スプーンで軽く混ぜます。

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10)容器にクリームを移して完成です。

このレシピのポイントは、全ての材料が豊富なミネラルとビタミンを含み、栄養満点なところです。肌の深層までその潤いが届くクリームですよ。単品使いでもOKですし、お手持ちの基礎化粧品に混ぜるだけでアンチエジングや保湿作用が高まります。

そんな栄養満点の材料と一緒に用いるアロマは、リッチな気分に浸れるローズと、フローラルな香りが特徴のゼラニウムです。

ローズ精油はとても希少な精油で、なかなか気安く使うことは難しいですが、1滴でもその香りはとても濃厚で、存在感があります。ローズは女性の美容をサポートする精油で、ホルモンバランスを整え、皮膚にはハリや弾力を取り戻します。

そして一緒に用いるゼラニウムは、ローズと共通の成分を豊富に含むため、ローズ精油の働きを互いに高め合い、美肌へと導きます。ゼラニウムには皮脂バランスを調整する作用もあるので、乾燥肌、オイリー肌どちらにも使えますよ。

冷たい空気から心に染みる優しい香りと植物の保湿パワーでお肌を守って、気持ちいい心と身体で新しい年を迎えましょう!

それでは2017年も読者の皆さまご愛読誠にありがとうございました。

2018年も皆さんに楽しく読んでもらえるようなアロマのお話ができるように頑張りますので宜しくお願いします!

それでは皆さん良いお年を (^o^)



Text&Photo:Yumiko Hara

Headshot of 原裕美子
原裕美子
モデル、アロマテラピー・インストラクター

モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/