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モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、美白にオススメのハーブを3つご紹介します。

8月のラストコラムは紫外線ダメージをリカバーするオススメハーブ3選を紹介したいと思います。

実は今月のレシピの全てにハーブを用いてみました。

ハーブは、アロマと違いアロマでは取り込みきれない成分が水やオイルに溶け込み、美容に嬉しい成分がたっぷり含まれています。

またアロマよりも、歴史が古くヨーロッパでは現在でも薬として処方されるなどして日々の生活に応用され、アロマより安全に使うことができます。

そしてそんなハーブの中でも今月のテーマ美白にオススメのハーブはずばり!!

ヒース、ローズヒップ、ジャーマン・カモミールです。

まずはヒース。

美白といえば、ファーストチョイスにぜひとも選びたいハーブです。

というのもヒースにはアルブチンという美白にとっても効果的な成分が含まれているからです!

「アルブチン配合」とか市販の美白化粧品で見たことある人もいるのではないでしょうか?

このアルブチンという成分はメラニン色素の活動を抑制して肌にシミを作らせない働きをします。

またその他にもフラボノイド類やタンニンを含み、これらがお肌の抗酸化作用に役立ちお肌引き締め効果やアンチエイジング的な働きが期待できます。

お次にローズヒップ。

ローズヒップの魅力は何と言ってもそのビタミンCの多さです!

別名「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるくらいビタミンCが豊富なハーブで、その多さはなんとレモンの20倍!

またその成分にクエン酸やフラボノイドを含み、それらがビタミンCの吸収を助けるので効率的にビタミンを身体に摂取できるんです。

ローズヒップはハーブティーに摂取してインナーケアに使うも良し、ローズヒップオイルが市販品で売っているのでそれを肌に塗り込んであげれば、ビタミンCが肌内部のコラーゲンに働きかけてアンチエイジング的な効果も期待できますよ。

ビタミンCは美白や弾力肌を作るコラーゲンの生成に欠かせない成分なので、飲んで塗って美白&アンチエイジング!!

身体の内と外から積極的に摂取しましょう。

最後にジャーマン・カモミール。

カモミールは精油でもハーブでも鎮静作用や緩和作用が主な働きになるので、それが心に働けばリラックス、身体に働けば筋肉の緊張をほぐす、肌に働けば炎症を沈めるという形になって現れます。

そして肌に関しては、ジャーマン・カモミールが持つ成分の中にはシミを作るメラトニン細胞の働きを抑制するものが含まれているので美白作用が期待できると言われています。

ジャーマン・カモミールはとても幅広い症状に使えて、使い方も幅広く、作用も穏やかで子供から大人まで安心して使うことができるのでお家にストックがあればとても便利ですよ。

以上が美白にオススメのハーブでした。

ハーブをコスメに応用すると1つの効果効能だけでなく、たくさんの効能を併せ持っていてお肌には美白効果にアンチエイジング効果、消炎効果と様々に働きかけるので、お肌が満遍なくきれいになります。

ぜひこの夏の肌ケアにこうしたハーブの力も取り入れてみてくださいね。



Text&Photo:Yumiko Hara

Headshot of 原裕美子
原裕美子
モデル、アロマテラピー・インストラクター

モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/