モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、インテリアとして飾っても素敵なアロマデトックスオイルの作り方をご紹介します。
フィットネス効果を高めるアロマケアシリーズ第四弾は、フォトジェニックなデトックスマッサージオイルです。
今回のマッサージオイルは、最近インテリアでも話題のハーバリウムのような仕上がりで、お部屋に飾っても可愛く、ハーブの美容成分をオイルにたっぷり染み込ませるので、美容効果も抜群です!
それでは早速レシピを確認していきましょう!
【材料&機材】 1本150ml 所要時間:15分 保存期間:1年
・アプリコットカーネルオイル……100ml
・セサミオイル……25ml
・アボガドオイル……25ml
・ハーブ&ドライフラー……適量
・精油……ラベンダー7滴×シダーウッド2滴(精油は多くても10滴まで)
道具:計量ビーカー、スプーン、容器
【作り方】
1 )全ての道具を消毒したら、アプリコットオイルをビーカーに計量します。
2 ) 別のビーカーにセサミオイルとアボガドオイルをそれぞれ計量します。
3)アプリコットオイルのビーカーに2つのオイルを入れます。
4)オイルに精油を入れて軽く混ぜます。
5)容器にお好みのハーブを入れます。
6)容器にオイルを移して完成です。
今日作るオイルは、肌への滑りがよいアプリコットオイルをベースに、保湿能力が高いアボガドオイルと、オイル自体にデトックス効果のあるセサミオイルをブレンドして使います。
アロマとドライハーブの有効成分を肌から血管に浸透させ、身体にしっかり届けていきます。
今回使うアロマは、デトックス&血流促進効果が高いシダーウッドとリラックス効果のあるラベンダーを用います。
ラベンダーは、あの紫色の花の様子からその香りにおいてもヒーリング効果のあるアロマで、香りも効能も強すぎることがなく、滴数に応じてその存在感を自在に操れるお助けアロマです。
いっぽう、シダーウッドは独特な香りがしますが、その効能は静脈やリンパの流れを良くし、余分な体液の排出を促します。
ハーブは何を入れてもお肌に嬉しい効能があるので、お好みのバランスで追加しましょう。
ちなみに、ハイビスカスやローズはビタミンCを豊富に含むため、美白やアンチエイジングに効果があり、カレンデュラやラベンダーは、肌を整えて、吹き出物などの炎症を抑える働きがあります。
ジャスミンは乾燥肌対策に、ローズマリーは血行を促してお肌を引き締め、たるみやむくみに効果的です。
ハーブの成分は、徐々にオイルに溶け出し、オイルの美容効果をさらに引き上げてくれます。
見た目にも癒されながらオイルマッサージで身体もスッキリ、キレイに磨きをかけるマッサージオイルなので、ぜひ皆さんお試しくださいね。
Text&Photo:Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/