モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は夏の日焼け対策に取り入れたい手作りクールダウンジェルの作り方をご紹介します。
皆さん夏場の肌ケアどうしてますか?
アウトドアでアクティブに過ごすのが楽しい季節の一方で、尋常じゃない量の汗が毛穴から吹き出して、こまめに塗り直してる日焼止めもどこへやら……
ばっちり紫外線対策したのに、いつの間にか焼けちゃった! ということはよくあることです。
日焼けダメージはお肌の乾燥を招くだけでなく、ほっておくとシミとシワの原因になります。
日焼け後のお肌は軽いやけど状態なので、すぐに冷やして肌を鎮静&保湿することが美肌の要になります。
今回はそんな日焼け後の肌ケアにおすすめのアロマでクールダウンジェルを作りましょう!
【AROMA COOL GEL RECIPE】
1本:150ml 時間:30分 保存期間:冷暗所にて3ヶ月目安
<材料>1本(150ml)分
・アロエベラジェル……35ml
・ミョウバン水原液……15ml
・精製水……100ml
・無水エタノール ……5ml
・キサンタンガム……少量
・TGR(天然保存料)……少量
・精油……10滴まで
(ペパーミント2滴 × カモミール・ローマン1滴 × ラベンダー3滴=計6滴)
道具:計量ビーカー、計量スプーン、コップorボール、スプーン、ミルクリーマー、容器
<作り方>
1.全ての道具を消毒し、ミョウバン水原液&アロエベラジェルを計量して一つのコップに入れます。
2.別のコップに計量した無水エタノール&精油を入れて軽く混ぜます。
3.アロエベラジェルが入っているビーカーに一摘みずつキサンタンガムをミルクリーマーで混ぜながら入れていきます。(注意! 一気にキサンタンガムを入れるとダマになってしまうので、必ず一摘みずつ混ぜる手を止めないで入れていきましょう!)
4.液体の中に気泡が見える程度にジェル状になったところで、精製水を2~3回に分けて注ぎ、ミルクリーマーで混ぜます。
5.精製水を入れる時に、お好みのジェルの固さに合わせてキサンタンガムを微調整しながら入れます。(注意! ビーカーの底にジェルが溜まりやすくなるので、クリーマーを上下に動かしながらまんべんなくジェル状にしていきましょう!)
6.ジェルが完成したら精油を混ぜたエタノールをジェルに注ぎ、数滴TGRを入れて軽く混ぜ合わせたら完成です。香りは最後にお好みで数滴追加することも可能です。
このジェルの特徴は、アロマでお肌を冷却&栄養補給しながら清涼感のあるお花の香りでリラックス効果もあるところです。
ベースのジェル材料にはお肌を保湿&抗菌作用もあって、お肌にも心にも嬉しい働きがいっぱいです。
ちょっとした外出のうっかり日焼けダメージにも、外でめいっぱいフィットネスしたがっつり日焼けダメージにも◎。
清涼感たっぷりのクールジェルで日焼け肌と一緒に心も涼やかに潤って、涼しげ美人でこの夏を快適に過ごしましょうね。
Text & Photo : Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/