今日から始めたい! ランナーになる夢を叶えるステップガイド
走るだけで誰だってランナーになれる。それがランニングというもの。1歩、2歩、3歩走れば、ほら、あなただってランナー!
走るだけで誰だってランナーになれる。それがランニングというもの。1歩、2歩、3歩走れば、ほら、あなただってランナー!
とはいえ、言うのはいつだって簡単。「ランニングにおいて最も難しいのは、時として最初の一歩」 と語るのは、ニューヨークのランニングクラブ『Mile High Run Club』でコーチを務めるコリーン・フィッツジェラルド。寒い冬の日、大好きなテレビドラマが観たい日、どんちゃん騒ぎの翌日……ワークアウトをサボる理由はいくらでもある。
「素早く準備して、自分に考える時間を与えないこと。自分にやめるよう言い聞かせないで。走ったことを後悔する人なんていないんだから」
でも、ランニングを習慣にしたいなら、今年こそソファーから立ち上がって5km走ると決めたなら、やるべきことがいくつかある。大丈夫、どれもすごく簡単。あっと言う間に気分はベテランランナー。
Text: Ashley Mateo Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images
5.ランニングクラブに入会する
運動を社会経験にすれば、続けられる可能性が高くなる。ルルレモンやナイキが運営する無料のランニングクラブに参加してもいいし、地元のクラブに入ってもいい。「色々比べてみないと自分に合ったグループを見極めるのは難しい。どんな種類のグループが存在するのか、まずはSNSでチェックしてみて」 と勧めるのは、女性向けランニングクラブ『Girls Run NYC』の創設者ジェシー・ザポテクネ。グループに所属するメリットは、モチベーションの維持だけにとどまらない。
「グループでの活動を通して、女性たちは長期的な友好関係を築き、人脈作り、スキルの共有、女性に関する問題への関心を高める場としてグループを活用している」
11.継続する
走るのは上手くなっても、決して楽になることはないのがランニング。これを少しでも楽にするには、トレーニングに一貫性を持たせるのが一番。言い換えれば、苦労せずに8km走れるようになることを期待するなということ。「ゆっくりと距離を伸ばし、地面を打つ衝撃と “走る” という連続運動に体 (筋肉・骨・靭帯・腱) を慣れさせないと」 とナース。
「経験からして、一週間で1.5~3km伸ばせれば十分。これ以上増やすと、ケガの危険性が高まる。逆に、週1~2日は体を休め、長い走りとワークアウトから回復して。これはブランク後にも当てはまる。いきなり長距離を走ろうとせず、ケガを避けるために、時間を少し巻き戻して練習を再開すること」