自分にぴったりのヨガを見つけよう!

23 May 2017

自分にぴったりのヨガを見つけよう!

「ヨガスタジオのクラスが多すぎて、どれを選べばいいのかわからない!」というアナタに、ヨガの代表的な種類と自分に合ったクラスを選ぶコツをご紹介。

まずは目的に合ったヨガにチャレンジ

約4500年前にインドで発祥し、アメリカやヨーロッパなど世界中に広がったヨガには数多くの流派や種類がある。それぞれ違った特徴があるが、いずれも、体の動きと呼吸を組み合わせたハタヨガから派生したもの。世界的にポピュラーなヨガの流派は、以下のとおり。

【アイアンガーヨガ】
解剖学的な観点から、1つひとつのポーズのアラインメント(正しい姿勢)を細かく教えてくれる。ヨガの効果を最大限に引き出すため、イスやベルトなど補助道具を使うのも特徴。

【アシュタンガヨガ】
動作と呼吸を連動させ、流れるような動きで決まったポーズを順番に行う。ダイナミックなポーズを行うため運動量が多く、とても汗をかく。集中して体を動かしたい人におすすめ。

【ヴィンヤサヨガ】
アメリカで生まれたヨガ。アシュタンガヨガから派生したもので、呼吸に合わせて流れるようにポーズを行うのが特徴。音楽に合わせて体を動かすなど、活発なクラスが多い。リフレッシュしたい人に。

【シヴァナンダヨガ】
12の基本ポーズ、呼吸法、瞑想、チャンティング(詠唱)などをゆっくり行う。基本ポーズの間に仰向けのポーズを行ってリラックスし、心と体のバランスを整える。

【ジヴァムクティヨガ】
アメリカ・NYで生まれたヨガ。ヨガの聖典、非暴力、献身、瞑想、音楽の5つを基本理念とする。活力あふれるポーズや音楽、ヨガ哲学を融合させたメソッド。実践者はヴィーガンが多い。

【パワーヨガ】
アシュタンガヨガをベースに、アメリカで考案された現代的なヨガ。ダイナミックなポーズやハードな動きが多く、運動量がとても多い。ダイエットしたい、体を引き締めたい人におすすめ。

【リストラティブヨガ】
心身をリラックスさせ、回復をめざすためのヨガ。リラックス状態を作るために、ブランケットやアイピロウなどの補助道具を使う。ストレスを軽減したい、疲れをとりたい人にぴったり。

上記で紹介した流派は、ほんの一部。まだまだ多くの種類があり、日本のヨガスタジオやスポーツクラブには、スタジオ独自の初心者向けクラスを用意しているところも多い。最初は、「体を動かしてリフレッシュしたい」「リラックスしたい」など目的に応じて1、2回レッスンを体験してみると、自分に合ったスタイルがわかってくるはず。 

同じスタジオでも、レッスンの雰囲気や進め方はインストラクターによってさまざま。もし「合わないな」と感じたら、何人かのクラスを体験してみるのもおすすめ。レッスン後に穏やかで爽快な気持ちになっていたら、自分にぴったりのクラスといえるだろう。


ホットヨガをするときには注意も必要

ホットヨガをするときには注意も必要

ヨガを行う時間帯は、朝の出勤前でも、仕事帰りでも、いつ行ってもOK。ただし、食後すぐは胃に負担がかかってしまうので、食事をしたら1〜2時間あけたほうがベター。また、室温35度以上、湿度50〜60%といった暑い環境で行うホットヨガは、行う際に注意が必要だと医師でヨガ講師の石井正則先生は言う。

「室温30度以上の環境で体を動かすのは、真夏の校庭で運動するのと同じです。高温多湿の環境では、体の温度調整機能が低下して熱中症になりやすくなります」

ホットヨガを健全に行うためには、しっかり水分補給することが大切。「ホットヨガの場合は体内に塩分が足りなくなるので、水分の補給はスポーツドリンクにするべきです。また、睡眠不足は熱中症を起こしやすくするので、睡眠不足や体調がすぐれないときは避けましょう」(石井先生)

ホットヨガは大量の汗をかくので爽快感がある。スポーツ選手や運動習慣があって体力のある人は問題ないが、体力に自信のない人は不調が起こることもあると石井先生。
「我慢して続けていると、吐き気や頭痛、めまい、難聴、耳鳴りなどが起こりやすくなります。また、女性は生理が止まる人もいます。決して無理をしないようにしてください」(石井先生)

安全で効果的なヨガを行うには、目的のほか自分の体調を考えてクラスを選ぶことも大切。ライフスタイルや好みに合わせて、自分にぴったりのヨガを見つけよう。

<プロフィール>
石井正則(いしいまさのり)
JCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽頭科診療部長。八重洲クリニック・耳鳴り・めまい・難聴・ストレス特殊外来担当。日本耳鼻咽頭科学会評議員、宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙医学審査会委員。1980年東京慈恵会医科大学卒業。84年同大学院卒業とともにヒューストン・ベイラー医科大学・耳鼻咽頭科へ留学。2006年からヨガを始め、スタジオ・ヨギー公認ヨガインストラクターとしても活動中。

Photo : Getty Text : Mayo Yasuda

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